埼玉県本庄市にある間瀬湖が良型爆釣の盛期を迎えた。黄色味を帯びた魚が穂持ちまで水中に引きずり込む様は、一度経験したら病みつきになること間違いなし。とくに舟釣りなら人災も少なく特濃の魚影を存分に味わうことができる。今回は田中園からの出舟を前提としたポイント・釣り方をガイド。うまくハマった実釣取材と合わせて、熟読後はぜひ同湖に足を運んでもらいたい。
概況
埼玉県本庄市にある間瀬湖は周囲約2km、最深部は約20mのかんがい用人造湖で、日本で最初のコンクリートダム湖(昭和12年完成)としても知られている。
桟橋・陸っぱり・舟と多種多様な釣りが楽しめるが、なかでも面白いのが舟釣りだ。ロープ着けなので着舟が容易なうえ、釣果的にも群を抜く。
湖水の透明度が高いのでヒットした魚が反転する姿が見られるし、引きの強さは格別だ。
同県内にある宮沢湖が釣り不可となってからは再び人気が急上昇。とくに桟橋の入釣者が増大し週末は人災を受けるほどの混雑ぶりとなる。
舟釣りの人も増加傾向だが湖面キャパからすると、まだまだ余裕がある。人災の影響を受けずに釣りをしたいなら迷わず舟釣りがお勧めだ。
6月21日現在、水位は満水から40cm減。直近で降った雨の影響で水色は若干だが濁り気味。