7月4日(水)、東京湾金沢八景(瀬戸橋)の弁天屋から午前タチウオに乗船取材。
工夫次第で釣果に差
食いが落ち着いた9時、陸寄りのタナ40~20mへ移動。
風はさらに強さを増すなか、ぽつぽつと釣れるサイズがよくなった。
「水中ライトは通年、赤の点滅を使用、毛については夏は赤、秋以降はケイムラに変えます」と教えてくれた。
右舷胴の間で、周囲を圧倒する勢いを見せていたのは岩田真美さん(茅ヶ崎市)。
隣で竿を出す、ご主人いわく「いつも、倍近く釣られて負けてしまうんですよね。
先日のアジも90尾対50尾で大敗。
何が違うんですかね」と笑う。
真美さんのほうが釣り好きで、地元の茅ヶ崎港にある船宿へは一人でも行くという。
この日は見事、25尾で竿頭。
誘い方を聞くと「前アタリの出方によって変えています。
ガツガツっと、やる気のあるときは上へ上へ誘い続け、逆にモタれるような、くわえているだけのときは、その位置で竿先をふわふわさせます」と、1尾1尾に対応した食わせ方をしていたのはさすが。
後半、やや盛り上がりをみせて、11時20分ごろ沖上がり。
釣果は65~97cm3~25尾。
ワンポイントアドバイス
タチウオは移動の速い魚。
いかに食いが立ったときに、アタリを逃さず掛けるか。
誘い~アワせるタイミングはもちろん、つねにハリ先をチェック。
甘くなったものは新しい鋭利なものに交換しよう。
<週刊つりニュース関東版 佐藤理/TSURINEWS編>
▼この船について
弁天屋
エリア:東京湾エリア
出船港:金沢八景