長崎県・上五島で磯釣りを楽しんだ。なじみの渡船・潮騒で渡った有川・仏崎での釣りの模様をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・森正和)

まきエサワーク模索
セオリー通り足元にまきエサを入れ、魚の反応を見ると小っ葉グロの大群がエサ取りと一緒に寄ってきた。まきエサと同調させると一瞬でヒットする。釣れないより釣れた方が楽しいが少しでも型を見たいのが釣りアスリートのマインド。

四方八方釣法に切り替えた。エサ取り用のまきエサを3~5杯打ち、そこを起点で四方八方に本命まきエサと仕掛けを時間差で入れる。この方法であれば、まきエサに反応する沖や深場の大型魚を四方八方に走らせることで警戒心を解き、捕食の競争力をあおることができる。
まきエサと仕掛けの離し方や時間・タナの取り方などで組み合わせは無限だが、ヒットパターンを見つけるゲーム性や効果はお墨付き(トーナメントシーンでも活用)。
30cm超え筆頭にクロゲット
この方法でパターンを探っていくと小っ葉グロの中から30cmオーバーを拾うことができた。結果、3種目ともメダルライン(目標)には届かなかったが、二日間の磯スタジアムでの釣りを楽しめた。

<週刊つりニュース西部版APC・森正和/TSURINEWS編>