8月12日、愛知県南知多町にある師崎漁港出船の石川丸に乗り、今から盛期を迎えるカワハギ釣りを取材した。20cm台の後半に尺も交じり好釣果となった当日をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
仕掛けは2タイプ持参がベスト
引き続き、釣果が上がっていたが、午前11時すぎから風雨が激しくなり、繊細なカワハギ釣りには不向きな状況となった。食いが立っていただけに残念だ。
当日の釣りを振り返ると、シンプルな仕掛けに本命がよく掛かっていた印象を受けた。光沢のある集器や、夜光のラバースカートを用いた強アピールの仕掛けが奏功することもあるが、シンプルな仕掛けには、ベラなどの外道をけん制できる強みがあったりする。派手、地味二種類の仕掛けを使い分けると効果的だろう。
また、乗せ調子(胴調子)のサオを使っていた人も、コンスタントに釣果を得ていた。当日は波っ気があったので、仕掛けを安定させる作用が奏功していたのだと思う。
盛期に向けて期待大
なお、伊勢湾のカワハギ釣りは、ベタ底や底スレスレを攻めることが多い。このため、枝スの間合いが大きい広く探れる仕掛けよりも、狭い範囲に枝スが集中配置された短い仕掛けが適しているだろう。
さて、カワハギは今から盛期に入っていく。冬に向けてどんどんおいしくなるので楽しみだ。
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>