名手・山本太郎氏が実釣を通して当日の模様を詳しく解説していく『チヌ釣り伝道師!山本太郎の好釣果へのターニングポイント』。今回は番外編。太郎さんの渚釣り釣行の模様をお伝えしよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
突然の強烈な引き
午後0時10分、「おおっ、エサが取られ始めましたよ。ラストチャンスかも」と太郎さん。その言葉通り、突然がウキにアタリが出た。今度は前アタリの直後、いきなりラインが沖に走った。
アワセもばっち決まりサオが大きく曲がる。これはまずまずの型ですよと慎重にやり取り。水深がないだけに思っていた以上に引きは強烈、何度となく激しい抵抗を見せる。
予告通り43cm本命手中
無事タモに収まったのは、グリーンがかったきれいな魚体のクロダイ43cm。「ね、やっぱり昼ごろにきたでしょ」と満足顔。予定通り、この1匹を最後に納竿したが、夕方の満潮時間まで粘れば釣果は伸びただろう。
強烈な暑さのなか、頑張ってサオを出してくれた山本太郎さんに感謝を。いつもと違い、プライベートの釣りを見せてもらったが、次回はまたカカリ釣りに挑んでもらう予定だ。
最後に太郎さんから。いつもでもこのポイントで楽しく釣りができるように、釣り座周りのまきエサはきれいに掃除し、自分の出したゴミなどは必ず持ち帰るようにしよう。
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>
下御糸漁港~大淀漁港間の浜