強い東風も収まり、久々に沓尾海岸に穏やかな日が訪れたタイミングでゴムボートからキスを狙ってきた。満潮前後の3時間でキス54尾の釣果を得た釣行をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・浦野泰弘)
1投目から良型22cm
さて、当日は沓尾海岸に午前9時ごろに到着。ボートを組み立て、忘れ物がないか点検してポイントへとボートを走らせる。
ポイントに着いて第1投、仕掛けが着底すると同時にイトフケを取っていたらいきなりツーンツーンとサオ先をひったくられた。なんと元気の良いキスの引きだろうか。
軽く手首でアワセを入れるとサオが美しく曲がった。慎重に巻き上げて、海面近くまで寄せるとびっくりするほどの良型キスが掛かっていた。
ボートの中で測ってみると22cmもあるキスだった。パールピンクの魚体を太陽に透かして見ると、透き通った魚体がなんとも美しい。
入れ食い楽しみキス54尾
その後、ボートの全方向でもキスの入れ食いに遭った。十分に釣ったところで納竿。午前10時~午後1時の3時間でキス54尾の超大漁節だった。
なお、当日の特筆すべきことは、ダブルで釣れた確率が全体の20%と、5回に1回はダブルで釣れたこと。いかに沓尾海岸の魚影が濃いか証明された釣行だった。
最後に、釣行時は救命胴衣を着用し、熱中症対策のため十分な水分補給をすることを忘れないこと。
<週刊つりニュース西部版APC・浦野泰弘/TSURINEWS編>
沓尾海岸