8月1日、釣りのハイシーズンを前に「落水体験会」が名古屋港で開催。ここではその模様と釣りにおける事故の実際、救命器具の重要性、安全に釣るための留意事項を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・大田豊明)
股ヒモは確実に結んでおこう
さらに保安庁職員に救命具の股ヒモを着けずに海へ飛び込んだらどうなるかを試してもらった。飛び込んだ瞬間に首から救命具がスッポ抜け、後方へ外れて流れてしまった。この実験で分かるように、救命具の股ヒモは確実に結んでおかなければその用をなさない。
今後もこのような体験型の安全講習会を継続実施し、釣り人の安全意識の高揚と事故防止に力を注ぎたい。
安全に釣る4つの留意事項
保安庁では「釣りを安全に楽しむための留意事項」として、
(1)立入禁止区域に入らない
(2)無理をしない
(3)単独行動をしない
(4)釣行計画を第三者に伝えておく
を広くPRし安全釣行を呼びかけている。
<週刊つりニュース中部版APC・大田豊明/TSURINEWS編>