連休中、TVでオリンピック観戦ばかり。このままでは、体力が落ちてしまうとアスリートを見習い真夏の明石ジギングに。さて、金メダル級の魚はゲットなるか。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター田中耕二)
着底寸前にバイトしたのはメジロ
次の流し。ジグが着底し10mを誘い上げてフォール。再び着底する寸前にジグをすくい上げられる。クラッチを返しフッキングを送るとドラグが滑る。ロッドを曲げ、ラインにテンションをかけて突っ込みを凌ぎ、隙を見てラインを巻き取る。
魚は首を振って抵抗するが、その振り幅が大きい。ドラグが鳴いてギューンとラインを引き出される。経験上、メジロは確定でブリかもってサイズ感。止めたいが、無理やり止めるとブレイクの危険性も……。
これこれ、これを求めて海に来ているのだよ。最後まで抵抗して楽しませてくれたのは、76cmのメジロ。
反応求めて東へ転戦
その後、ポイント移動して淡路寄りの橋脚付近を攻めた。ここは、根掛かりが頻発するポイントではないのでリアフックを装着してハマチを追加。ハマチは、まだ釣果のないアングラーに嫁いでいった。
この日、バイトのあるないがハッキリとしていた。ハマチは上げのパターンに反応していたように思う。軟らかいロッドでゆっくりと動かしていたアングラーは苦戦したのではないかな。
バイトが遠のき、大きくポイント移動。クチノセと呼ばれるエリアである。ここはサワラがヒットする好きなポイント。160gのブルピンを遠投し広範囲に探ってサワラを狙う。中層でフォールを止めるバイトがあって「これは貰った」と喜んだが、ハマチ君をリリース。サワラのバイトはなく青物も活性が低く、更に東へ転戦。
ジグサビキでメクリアジ狙い
ここではアジが狙えると船長。ジギング船なので、アジなんて誰も真剣に狙わないだろうと勝手に思っていたが、皆さんジグサビキをセットされている。そういえば、この時期に明石界隈で釣れる瀬付きのマアジはメクリアジと呼ばれ、ブランド化されている。美味いことで有名で、そりゃ皆さん必死に狙うよね……。失念していたのは、私である。
朝、受付でのアドバイスを素直に聞いてジギングサビキを購入しておけばよかった。タックルボックスを探って8号のサビキを発見。ただ全長が長すぎるので、半分にカットしてミキイト下部にジグを装着して水深60mに投入。
これは全く事前情報がなく手探り。左舷トモに常連さんがいたが、ワシも分からんと首をひねる。見よう見まねで仕掛けを上げ下げしていると、ベタ底でバイト。ククク、クンと手応えが伝わる。ドラグを緩めて巻き上げたが、口切れ…。ま、そもそもそんなスケベ心で上手くいく訳がなく、ヒットすれども口切れの連発で嫌になった。