夏場がシーズンのハゼを求めて、和歌山の紀ノ川へ釣行した。昼の1時間弱の釣りだったが、28匹の釣果を得て盛期突入を実感したので、その模様をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター牧野博)
仕掛けにひと工夫
今回は、枝バリの間隔を15cmにした超ショートの2本バリを使用したが、以前の仕掛け(枝バリ間隔20cm)と比べてもハゼのハリ掛かりに全く遜色はなく、逆にアピールという点では効果的といえそうだ。2点掛けが頻発したことがそれを物語っていると思う。
また、走りの時期としては大きめのハリ(スピードハゼ6号)もまったくデメリットにはならなかった。ソデ型の小バリは確かにハゼに適しているが、ミニサイズを避け、エサを大きく見せるという面では、少し大きめのハリも有効だ。仕掛けを作る時も楽だと思う。
一人一人のアングラーが手になじむ仕掛けを自ら試作して実釣すると、色々と見えてくることがある。それが釣果アップにつながれば、より面白さが増してくると思う。
交通・アクセス
電車利用は、南海電車の和歌山市駅からタクシーが便利。車で大阪方面からだと、第2阪和国道を南下、大谷ランプで降り、直進して突き当りの堤防沿いの県道を西進すると釣り場の近くである。
<牧野博/TSURINEWSライター>
紀ノ川