揖斐川下流域へウナギ釣りに出かけた。開始早々に1匹釣れてその後はさっぱりだったが、前回に続いて貴重なウナギをゲットできた釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)
![アバター画像](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2018/07/a2917596e47fb660abc5a2a7e64afd6e-96x96-32x32.png)
テナガエビとウナギの二刀流
6月25日、揖斐川下流域へウナギ釣りに出かけた。夕立の予報だったが、妻の「今まで晴れていたから今日なら釣れんちゃう?」という一言で釣行が決まった。
現地には午後3時30分に到着、早速タックルの準備を始める。まだウナギを釣るには少々早いので、午後5時ごろまではテナガエビを釣ってみた。うまくコツがつかめなかったが、なんとか数匹釣ることができた。
テナガエビは夜行性。日中でも釣れるが、この場所は流れが速いため根掛かりが頻発。いることは確認できたが、テナガエビ釣りには不向きのようなので、今度は別の場所で狙ってみたい。
![テナガエビ&ウナギ両本命キャッチで「二刀流」成立【三重・揖斐川】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2021/07/20210723cb1203-1.jpg)
午後3時30分に到着したときは投げ釣りをしている人がいた。日中はセイゴ、マダカ、クロダイ狙いで、日没からはウナギ狙いのようだ。夜釣りをする際は、明るいうちに来て周辺の状況を確認する必要がある。足場、水深、満潮時の水面の高さなど。河口域では水面が潮によって変化するので、満潮時と干潮時では大きく変わる。
ウナギ狙いスタート
まだ明るかったが、午後5時からウナギ釣りを始めた。エサはアケミ貝。サオは4本、妻と2本ずつ出す。表層は穏やかに見えるが、底付近は流れが速いと思われる。
![テナガエビ&ウナギ両本命キャッチで「二刀流」成立【三重・揖斐川】](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2021/07/20210723cb1205-1.jpg)
潮は大潮(満月)、四日市港の満潮は午後7時9分。今は上げ潮で、これからますます水位が上がる。川の流れは潮の影響を受けて下流から上流へと流れている。しかもかなり速い。この流れでラインが交差するのを避けるため、上流側から順番に仕掛けを投入していく。流れの強さを考慮していつもより間隔を広めに取った。