『ハスフィッシング』入門 ブラックバスに負けないゲーム性【琵琶湖】

『ハスフィッシング』入門 ブラックバスに負けないゲーム性【琵琶湖】

今回はバスに負けないゲーム性を持つ、バスフィッシングならぬハスフィッシングのノウハウを紹介したい。ハスはコイ科の魚なのに、性格はどう猛なフィッシュイーターなのだ。

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版・編集部)

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淡水の釣り 小魚釣り

ハスの釣り方

釣り方はいたってシンプル。ミノーならキャストして高速トゥイッチ、タダ巻き、トップなら高速ドッグウォーク、水面直下の高速タダ巻きなど。食い気のあるハスがいれば、一発で食ってくる。特にトップに躍り出る様子は、海のメッキゲームを彷彿とさせるほど迫力満点だ。

中には30cmを超える大型も交じるため、ドラグの設定は少し緩めに。無理な引っ張り合いは避けよう。ラインブレイクのリスクもそうだが、ハスの口は意外に硬くフックアウトを誘発する。

『ハスフィッシング』入門 ブラックバスに負けないゲーム性【琵琶湖】婚姻色の出るオス(上)とメス(下)(提供:週刊つりニュース中部版・編集部)

キャッチ後はなるべく魚体に触れず、素早くリリースしよう。そのどう猛な性格とは裏腹に、ハスはすぐに弱ってしまう。水から出す時間を極力短くし、速やかにリリースしよう。

個体数が多く、ルアーへの反応も抜群。ファイトもなかなかで、30cmクラスになるとドラグを滑らせるほどだ。こんなバスフィッシングならぬ、ハスフィッシング、もっと注目されてもいいはず。ぜひ挑戦を。

<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年7月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。