ライトゲームは、夕方から夜という視認が悪い状況でする釣り。どうしてもアクシデントが多くなる。今回はそのようなアクシデントに、どのように対処すればいいか考えてみよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
服などへのハリ掛かり
厄介な着衣、カバンなどへのハリ掛かり。あるいは肌に刺さることもあるだろう。
簡単に抜けてくれたらいいが、そういうわけにもいかない。ハリにはかえし(アゴとも)という、抜こうとすると逆方向に刺し込む細工があり、単純に引っ張るとかえって深く刺さってしまう。
ハリ掛かりしたら、プライヤーでかえしを潰してしまおう。そうするとスッと抜ける。厄介なのがプラグのトレブルフックだ。ひとつのトラブルを処理しているうちに、別のハリがまた違う場所に引っかかることがある。プラグのトレブルフックがグサッと前後深く刺さってしまったら、前後どちらかひとつ外すとフックカバーをかぶせて慎重にやるか、その場では諦めて、家に帰ってから外した方がいいかもしれない。
ノートラブルを心掛けて
道具面のアクシデント・トラブルは、釣り人の心がけで低減できる。ノートラブルを心がけて慎重にライン、ハリを扱おう。ライトゲームは繊細な釣りだ。そういう細心の注意を肝銘することが、釣り上達に繋がるともいえる。
<井上海生/TSURINEWSライター>