陸っぱりアナゴ釣り攻略!1cmの超ショートハリスがオススメ【解説】

陸っぱりアナゴ釣り攻略!1cmの超ショートハリスがオススメ【解説】

そろそろ暑さも厳しくなる季節。そんなときにオススメなのが、夕涼みも兼ねてのアナゴ釣りだ。ハリをのまれる、仕掛けをグチャグチャにされるなどマイナスイメージを持つ人も多いが、それらは少しの工夫で対処できる。アナゴの旬はまさに今。初心者でも手軽に楽しめ、食べてもおいしいとなれば狙わない手はない。今回はそんなアナゴ釣りのちょっとしたコツと、おいしい食べ方を紹介していきたい。

TSURINEWS編集部

海釣り 堤防釣り

調理

無事にアナゴをキャッチできたら、早速調理に取りかかろう。

アナゴをさばくのは職人技と思っている人も多いだろうが、まずは何事もチャレンジしてみることが大切だ。

魚は事前に絞め、塩もみしてヌメリを落としておくと扱いが楽になる。

さばき方はネット上の動画などを見た方が分かりやすいと思うので、ここでは動画では分かりにくい力の入れ加減などを簡単に解説しておこう。

開く際、刃は背骨に沿わせるように軽く押し当て気味にするのがコツだ。
刃先を進行方向に対して直角にする人も多いが、少し斜めにした方が滑りは良くなる。

最初は一度に深く刃を入れず、何度かに分けて開いていくつもりで。

3枚下ろしにならないよう注意したい。

無事に片側が開いたらハラワタを取り除き、次は背骨。

腹腔のうしろ辺りが難所なので、その部分だけ先に骨の上下から斜めに切れ込みを入れておくといい。
もちろん全域に切れ込みを入れておけばさらに簡単だ。

あとは頭の後ろで背骨を断ち切り、刃の付け根付近を使って骨を外していく。

コツは、とにかく切れる刃物を使うこと。
刃の薄いカッターナイフなども使いやすい。

ケガの防止と滑り止めのため、慣れるまでは軍手をしておくといい。

数匹もさばけば、何となく要領がつかめてくるだろう。
プロのようにはキレイにさばけなくても、味に違いはない。
いや、むしろ新鮮な分だけ、釣ったアナゴのほうに軍配が上がるはずだ。

あとは天ぷら、白焼き、煮アナゴなど何でもござれ。

もちろん中骨も捨ててはいけない。
カリッと揚げた骨せんべいは最高のおつまみとなる。

また、たくさん釣れたときにオススメなのが、保存の効くミリン干しだ。
わが家のレシピは、しょう油とミリンを同量合わせたものに30分ほど漬け込み、天気のいい日に数時間干すだけという簡単なもの。

陸っぱりアナゴ釣り攻略!1cmの超ショートハリスがオススメ【解説】たくさん釣れたときは干物がオススメ。

普通に焼くだけではなく、ご飯と一緒に炊き込んでアナゴ飯、水で戻して煮アナゴなど多彩なアレンジも楽しめる。

煮アナゴといえば、それを使ったお茶漬けは私のひそかなマイブーム。

陸っぱりアナゴ釣り攻略!1cmの超ショートハリスがオススメ【解説】煮アナゴのお茶漬けは絶品!

弱火でじっくり煮込んだアナゴはフワフワの食感で、デブになれること間違いなしだ(笑)。

ちなみにアナゴの血液には、ウナギと同様にイクシオトキシンという毒素が含まれている。

これはタンパク質性の毒なので、熱によって無毒化する。

火を通せば何の問題もないが、その血が目や傷口に入ると炎症を起こすことがあるので、調理の際には注意が必要だ。

これがウナギやアナゴを刺し身で食べてはいけないといわれる理由なのだが、アナゴの刺し身を提供している店は意外にも多い。

テッサを思わせる食感とほのかな甘みは、なかなかのものだ。気になる人は、一度足を運んでみるのもいいだろう。

陸っぱりアナゴ釣り攻略!1cmの超ショートハリスがオススメ【解説】今が旬のアナゴは梅雨明けまでがシーズン。

夏のアナゴ釣りは梅雨明けまでがベストシーズン。

盛夏になると食いが悪くなることが多いので、狙うなら今がチャンスだ。
仕事帰りの数時間、夕涼みも兼ねて近くの釣り場に出かけてみてはいかがだろうか。

ただし、夜の海には思わぬ危険が潜む。
また、釣り場周辺の住民に対しても、昼間以上に配慮する必要があるだろう。

ルールやマナーを厳守し、事故のないよう楽しんでいただきたい。

<週刊つりニュース中部版 浅井達志/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2018年6月29日号に掲載された記事を再編集したものになります。

緊急事態宣言は解除されましたが、外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。