「100歳まで釣りを続けたい」。そう語る中村さんが、87歳の誕生日プレゼントとして贈られた釣り体験ギフトで外房コマセイサキ・ハナダイ釣りに挑戦した模様をお届け。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部 佐藤)
100歳まで釣りを続ける
帰港時、あらためて話を伺うと、「直近では伊豆へキンメ釣りに行って、ズラズラと良型を8点掛け。帰るとその日のうちに自分でさばきますよ。包丁は5本か6本あるかな。命をいただくので、美味しく食べないと。近所に待っている人がいるから、冊にして配るんですよ。『美味しかった』と聞くと、嬉しく思いますね。」
「釣りは何でも楽しい。たとえキンギョ釣りでも。釣りは行く前も、その最中も、帰ってからも楽しめる最高の趣味です。100歳まで続けるのが夢です」と、笑顔で締めくくった。
贈る側も最高の気持に
最後に、プレゼントを企画した義理の娘である中村シバンさんに感想を伺ってみた。
釣りをギフトにした理由
義父は今年で87歳になりますが、釣りに人生の情熱すべてを捧げているほどの釣り好きで、時間があれば釣行に出かけています。
そんな義父に毎年何をプレゼントしようか悩んでいましたが、昨年からコロナの影響で釣りに行けていない義父に良い思い出となるプレゼントを贈りたいと思いました。
TSURINEWSという名の知れたメディアに取り上げられることで、彼の情熱や釣りのスタイルを誰かに知ってもらうことができ、義父も特別な気持ちになれるだろうと思い、このオリジナルギフトを考えました。
初めは信じてもらえなかった
誕生日の当日はディナーとケーキでお祝いし、義父にこのギフトカードを渡した時は、信じてもらえませんでした。私がこんなオリジナルギフトを用意すると予想していなかったので、最初はジョークだと思われましたよ。
すごい嬉しかったのか、すぐに釣り仲間に電話をして自慢をしていました。取材当日までは、準備をしながらとても楽しみにしていたようです。取材の後は、子供のようにウキウキしてはしゃぎたいような感覚が数週間続いていたそうです。とても特別な体験でいい思い出になったと言っていました。
オリジナルのプレゼントに
型破りなアイディアを形にすることができ、思い出に残るオリジナルなサプライズプレゼントを贈ることができたので自分自身も気持ちよかったです。 義父に心から喜んでもらえることができて、とても嬉しかったです。
<佐藤/TSURINEWS編集部>