今さら聞けない『東京湾奥シーバスゲーム』キホン:バチ抜け場とルアー

今さら聞けない『東京湾奥シーバスゲーム』キホン:バチ抜け場とルアー

東京湾奥、春の風物詩であるバチ抜け。シンプルだが奥の深い釣り。そんなバチ抜けにおいて、他のアングラーと釣果に差をつけるコツを解説します。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター沖悠太)

沖悠太

東京湾奥を中心に活動するルアーマン。メインターゲットはシーバス。夏はチニング、冬はメバリングも。短時間釣行が多い為、効率的な攻め方を日々模索中。

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東京湾のバチ抜け

バチ抜けとは、ゴカイ・イソメ類が産卵活動のため、潮が大きく動く日に海中の泥砂から抜け出て水中を漂う現象を指す。

東京湾では、荒川、多摩川などの大型河川では1月~3月ごろに、10cm以上の大型のバチが抜け、港湾部や運河周りでは4月~6月ごろに2~8cm程度の中小型のバチが抜ける。

バチ抜けの代表的ポイント

バチ抜けシーズンにシーバスを釣るのに適したポイント選びについて紹介。

港湾部

東京湾奥では、釣り公園や河川の最下流が主な港湾部のポイントとなる。主にオープンエリアが多く、一見するとなんの変哲もないポイントのように見えるが、水面をよく確認すると、多方向から来た流れがぶつかり、複雑な潮の流れができていることが多い。そのような流れがぶつかってできた淀みにバチが溜まっているので狙い目だ。潮目に沿ってバチが流されていることも多いので、そちらもぜひ狙ってみてほしい。

広大なオープンエリアの中でも、前述したような条件を満たすポイントが必ずその時々のタイミングで存在するので、そういったポイントを見つけられるよう、フィールドをよく観察することが釣果を上げる上で重要な要素である。

今さら聞けない『東京湾奥シーバスゲーム』キホン:バチ抜け場とルアー表層狙いのルアー(提供:TSURINEWSライター沖悠太)

運河

東京湾奥には、数多くの運河が入り組んで流れており、その多くで、バチ抜けが起こる。運河自体、流れが緩い場所が多いが、その分バチが長い時間その場所に留まるので、いいタイミングに当たると、長時間釣れ続くことも珍しくない。橋脚によってできた流れのヨレや、ストラクチャーの際、街灯によってできた明暗部。そういったところにもバチが集まりやすく、有効なポイントとなる。

フィールドを歩き回り、そういった場所を見つけられるか否かが、非常に重要となる。ぜひとも自分の足で適したポイントを発見してほしい。

潮位による攻め方の違い

続いて、潮位によってかわる攻め方について紹介。

満潮前後

満潮前後はバチが抜け始めてシーバスの活性が上がりやすいタイミングだ。水面を観察しているとバチが泳ぐ波紋と、時折それに向かってボイルするシーバスの姿も見られることだろう。ボイルがあった先にフローティングルアーをキャストし、ボイルゾーンにルアーを丁寧に通すとヒット率が大幅にアップする。

干潮時

干潮時はバチの抜け具合が少なくなりシーバスの活性が下がりやすいタイミングだ。目視できるバチの数は少なくなるが、まだ水面下ではバチが居り、その場に残って捕食しているシーバスを狙う。シンキングルアーを広範囲にキャストし、スローリトリーブで丁寧に攻めると効果的である。

今さら聞けない『東京湾奥シーバスゲーム』キホン:バチ抜け場とルアー中層~ボトムのルアー(提供:TSURINEWSライター沖悠太)

次のページではバチ用ルアーの種類と使い分けについて紹介

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