『ライトゲーム』ステップアップ解説:「マイクロスケール」活用術

『ライトゲーム』ステップアップ解説:「マイクロスケール」活用術

マイクロスケールのはかりがある。はかり、計量器だ。ごく小さい数値まで測れるマイクロスケールはかりは、結構ライトゲームに役立つと気付いた。いろいろと用途があるのだ。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)

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井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

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リグの総重量

実は筆者がこのマイクロスケールのはかりを購入したのは、「スナップ」のことを考えてだった。スナップをつけるとなんとなく釣れ渋る日がある気がする(みなさんもそう思いませんか?)。魚が形を見切っているのか、それとも、多少なりスナップの重さが邪魔をするのか。激渋の状況で、実際スナップを取って投げ直すと釣れることがあるので、スナップの有無と魚の反応はまったく無関係ではないと思う。

ところが。私が使用するスナップは、単体でマイクロスケールのはかりに載せても反応しない。つまり0.01g以下。購入して間もないとはいえ、きちんと校正されたはかりでなく、誤差はあるだろうが、ともあれ0.01g以下だ。しかし、このスナップをつけてジグヘッドの重量を測り直したところ、1.54gと出ていたジグヘッドが1.55gになったので、おそらく0.005g程度の重さはあるのだろうと思われる。

『ライトゲーム』ステップアップ解説:「マイクロスケール」活用術スナップの重さは0.01g以下?(提供:TSURINEWSライター井上海生)

何にせよリグの総重量感を理解できるのは大きなポイントだ。ジグヘッド1.5gに1.5inchのアジングワームをつけると、実質1.9gの重さになる。約2g。もちろんワームが水受けするので実際には水中でのフォール速度は仮に「ジグヘッドだけ」で投げるよりスローになるわけだが、1.5gでも、総重量2gのリグを扱っていると思うと、結構レンジキープや巻き速度の緊張感がかわる。

もちろん日用使いにも

マイクロスケールのはかり、ライトゲームでの用途を紹介した。もちろん釣り以外にも何かと役立つ日用品で、お料理に、その他いろんな細かい計測に。持っておくと便利な品だ。

<井上海生/TSURINEWSライター>