首都圏在住で初めて竿とリールを買った方は、投げ釣りに挑戦しよう。思わぬターゲットがヒットするほか、アタリ多く楽しめます。今回は東京湾の特選ポイントを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター菊池英則)
東京湾チョイ投げ好釣り場3選
ここからは、実際に筆者が釣行したオススメのポイントを紹介します。
東京:潮見運動公園
東京・江東区の潮見運動公園は、運河5本の合流点にあり、潮通しもよく、湾奥のわりに多彩なターゲットが狙えます。
「クロダイの聖地」と呼ばれるほど、大小のクロダイが釣れるほか、イシモチや秋の落ちハゼも釣ることができます。
水深も3m以上あり、遠投しなくても十分釣果が望めるポイントです。水底にカキ殻の多い根掛かり多発ポイントでもあるので、仕掛けは多めに持参しましょう。
アクセス JR京葉線潮見駅徒歩10分もしくは錦糸町駅から都営バス
潮見運動公園
東京:豊洲ぐるり公園
同じく江東区の豊洲ぐるり公園も、水深があって多彩なターゲットを狙えるポイントです。サビキ釣りの有名ポイントですが、チョイ投げで特に春のイシモチに実績があります。
夏以降は安定してハゼが釣れるほか、スズキの幼魚のセイゴや場合によってはシロギスも釣れるポイントです。護岸のギリギリまで魚が居着いているので、丹念に探りましょう。
アクセス ゆりかもめ「市場前」駅から徒歩15分
豊洲ぐるり公園
横浜:金沢八景・野島公園駅周辺
最後に、横浜エリアの有望ポイントとして、金沢八景のシーサイドライン「野島公園」駅下の水路を紹介します。
平潟湾と東京湾を結ぶ水路で潮通しがよく、東京都心部とはまた違った魚種を狙うことができます。春先は実績が乏しいですが、ゴールデンウィーク明けからシロギスが釣れるようになります。
また、欄干のある岸の真下は岩場となっており、カサゴやメバル、ギンポなどの魚影も濃く有望です。秋にはカワハギもチョイ投げで釣れるので、東京在住の方も遠出して行くだけの価値はあります。
アクセス 金沢シーサイドライン野島公園駅下車
以上、無料で楽しめる東京湾のチョイ投げ五目釣りのポイントを紹介しました。これらの場所で釣れる魚は、サイズが小さなものがほとんどなので、ハリを飲まれた場合以外は、なるべくリリースして楽しんでください。また、ごみ箱がないので、ゴミは必ず持ち帰るようにしてください。身近な釣り場をいつまでも楽しめるように心がけましょう。
<菊池英則/TSURINEWSライター>
野島公園駅周辺