4月最後の週末、江戸川放水路へ潮干狩りに行ってきました。ホンビノス貝の居所を探し広範囲を探った一日をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
ポイント移動でホンビノス貝
今度はハゼボートの桟橋が点在する付近へ移動しやってみることに。ここは以前船宿の潮干狩り渡船を利用した際、「黒いホンビノスが欲しければあの辺でやってごらん」と教わったポイント。今年はどうかと気になっていたポイントの一つです。掘ってみると相かわらずいい手ごたえはあるもののオキシジミばかり。8Lのクーラーボックスは既に半分以上埋まっていたので、ここで採れたオキシジミは全てリリースすることにしました。
そしてちょっとずつ移動し探ると、何やら大物の手ごたえ。ようやく本命のホンビノス貝を発見。しかも大型!すかさず近くを掘ると予想通り立て続けに出てきて、このポイントで4個(帰宅後量ったらいずれも200gオーバー)追加に成功!本命は合計5個となりました。
最後は妙典橋付近で調査
干潮時刻を過ぎてしまったのでもう潮が満ち始めてきました。残り時間はあとわずか。この日最後のポイントでの調査開始です。ここは以前子供たちを連れて訪れ、ホンビノス貝で13Lクーラー満タンにした実績のあるポイント。期待して掘ってみます。
掘り始めての印象は上流部に比べ泥の割合が少ないこと。1日で数か所のポイントまわってみると改めて場所ごとに砂の質が違うことがわかります。その泥の比率が少ないこともあってか、オキシジミの数が極端に少なく……ちょっとつまらない。この頃になると疲れもたまってきて、さらにはオキシジミも少ないことでの「空振り」も重なり、自宅までのバイクの運転に黄色信号が灯り始める程疲労困憊。予定よりちょっと早いですが「もうそろそろ終わりにしようかな」って思い始めます。
そんなことを考えている時に「カツン!」と今日イチの手ごたえ!大きく、そしてこの付近では珍しい白いホンビノス貝が採れました。
最終結果と感想
既に文中で書かせていただいた通り、本命ホンビノス貝は何とか6個確保、ではなく7個確保。実はオキシジミの中にもう1個ホンビノス貝が紛れていました。
今季の厳しい状況を考えるとまずますの結果だと思いますし、大型が多かったのでクーラーボックス的にもお土産十分。また、ゲストのオキシジミは65個確保しましたが、リリース含めると軽く100個超えは確実。こちらは相かわらずの個体数でした。
率直な感想は…疲れました。やはり泥が多く混じる干潟での「掘る作業」は大変。翌日、腰と右手が酷い筋肉痛になってしまいました(汗)
今期なぜかホンビノス貝不調の江戸川放水路、帰り際に上げ潮の水辺を除くと2~3cmのハゼの幼魚でいっぱい。6月ごろからはじまるハゼ釣りは大いに期待できると思います。