今さら聞けないフカセ釣りのキホン:グレとチヌの「まきエサ」の違い

今さら聞けないフカセ釣りのキホン:グレとチヌの「まきエサ」の違い

磯や堤防でのウキフカセ釣りの2大ターゲットといえば、メジナ(グレ)とクロダイ(チヌ)。それぞれの魚種の習性に合わせて、使うまきエサも違うって知ってましたか?

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

Shunichi_Sugimoto

静岡出身の釣り大好き人間。エサ釣り、ルアーフィッシング問わず様々な釣りを楽しんでいます。陸っぱりがメインですが、最近船釣りに目覚めました。レシピやお役立ち情報も発信していきますのでよろしくお願いします。

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海釣り 堤防釣り

グレとチヌのまきエサ

フカセ釣りの2大ターゲットといえばメジナ(グレ)とクロダイ(チヌ)ではないでしょうか。現在はコロナウイルスの影響で開催が少なくなっていますが、両者ともに全国各地で大会も開催されるほど人気がある釣りターゲットです。

今さら聞けないフカセ釣りのキホン:グレとチヌの「まきエサ」の違い鋭い引きが魅力のメジナ(提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)

このメジナとクロダイ、どちらも基本的な仕掛けのレイアウトは同じですが、使うまきエサは性質が大きく異なります。メジナとクロダイはそれぞれ異なる習性があるので、まきエサもそれぞれの習性に合わせて作ることが重要です。

今さら聞けないフカセ釣りのキホン:グレとチヌの「まきエサ」の違いクロダイは力強い引きで楽しませてくれる(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

まきエサ自体の違い

まずはまきエサそのものの違いを確認しましょう。

クロダイ狙いのまきエサ

クロダイ狙いのまきエサの特徴は、メジナ狙いのまきエサよりも比重があることがポイントです。また、強い濁りを発生させる米ぬかやオカラが主材料となっていることが多くなっています。また、クロダイ用の配合エサには押しムギやコーンといった穀物がたくさん配合されていることも特徴的です。メジナ狙いのまきエサとは異なり、まとまりがいいので着水後も塊の状態を保ったまま底まで沈んでいきます。

今さら聞けないフカセ釣りのキホン:グレとチヌの「まきエサ」の違いクロダイ用のまきエサ(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

メジナ狙いのまきエサ

メジナ狙いのまきエサの特徴は、クロダイのまきエサよりも比重が小さく拡散性があることです。着水後はすぐに拡散してゆっくりと沈んでいきます。クロダイの配合エサと比較すると、アミエビなどの集魚力が高い材料が多く配合されているほか、主材料には軽くて粘りが出るパン粉が多く使用されていることも特徴です。

今さら聞けないフカセ釣りのキホン:グレとチヌの「まきエサ」の違いメジナ用のまきエサ(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

まきエサの目的の違い

普段、メジナは底付近の岩礁や根の周辺に隠れて生活していますが、クロダイと異なりまきエサを食べるときは浅いタナまで浮いてくる習性があります。メジナ狙いでは「まきエサで魚を浮かせて釣る」ことがキホンなので、メジナを浮かしやすい比重が軽くて拡散するまきエサが効果的です。

今さら聞けないフカセ釣りのキホン:グレとチヌの「まきエサ」の違いメジナには比重が小さくて拡散するまきエサ(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

一方のクロダイはメジナと異なりまきエサに反応して浮くことは少なく、海底に落ちている押しムギやオキアミを拾うようにしてまきエサを食べます。そのため、フカセ釣りでクロダイを狙うときは「まきエサを溜めて釣る」ことがキホンです。

今さら聞けないフカセ釣りのキホン:グレとチヌの「まきエサ」の違いクロダイには比重が大きく底に溜まるまきエサ(提供:TSURINEWSライター杉本隼一)

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