今回は、東京近郊を流れる自然豊かな黒目川をご紹介します。下流の荒川河口との間に堰堤や堰などが無く、海の魚の他、天然アユやウナギと魚種が豊富です。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターかやまあつみ)
放流魚の種類
アユ・ナマズ・ヘラブナなどや、黒目川ではない一部地域ではワカサギの放流もしています。
ウグイ・オイカワなどは放流ではなく、「川耕し」(カワタガヤシ)をすることで繁殖促進をさせています。カワムツ・アブラハヤなども同様と思われます。
川耕しとは、水中の石を川底からはがして転がすようにひっくり返していくことにより川虫の育ちが良くなり、結果的に魚が増えるという方法であり、日本中の各自治体内で行われているようです。
コイは現在放流ができなくなったので、「産卵床」を設置することで繁殖促進をさせています。ヘラブナは、水深のある新河岸川や荒川方面に行くようです。
マス類の魚影も
マス類と思われる魚影を朝霞近辺や上流の落合川合流地点付近でも確認しました。実際にルアーで釣れた情報も。
おそらく新河岸川沿いの管理釣り場から逃げ出した魚が黒目川までやってきたのだと思いますが、荒川上流から流されてしまったマス類が、きれいな水を求めて黒目川に来た可能性も考えられなくはありません。
<かやまあつみ/TSURINEWSライター>
黒目川
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