東京近郊の河川で淡水魚と遊ぼう:「黒目川」の魅力と対象魚

東京近郊の河川で淡水魚と遊ぼう:「黒目川」の魅力と対象魚

今回は、東京近郊を流れる自然豊かな黒目川をご紹介します。下流の荒川河口との間に堰堤や堰などが無く、海の魚の他、天然アユやウナギと魚種が豊富です。

東京都のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターかやまあつみ)

アバター画像
かやまあつみ

東京近郊の釣り場がメインですが、たまに北海道に行くこともあります。なぜか名人に出会って教えてもらうことが多いです。

×閉じる

淡水の釣り 小魚釣り

どんな魚が釣れる?

埼玉県内の黒目川は埼玉県南部漁協が管轄。東京都東久留米市側は管轄外です。遊漁証は、釣り方や釣る魚によって異なります。

1)アユ&マス類を除く

コイ・ニゴイ・マルタ・フナ・ナマズ・ウナギ・ウグイ・オイカワ・ヌマチチブ・アブラハヤ・カワムツなど。その他ハゼ、ボラ、スズキなども遡上。1年を通して釣りが楽しめます。

リール無し:日釣400円・年証3000円
リール有り:日釣600円・年証4000円

スズキやウナギ、ナマズなどは、新河岸川合流点付近で夕方のマヅメ時が狙い目といわれています。水深のある所ではブッ込み釣りでコイやニゴイ、浅場では玉ウキ仕掛けで小物、フライでオイカワ狙いなど多彩な釣りが楽しめます。

2)アユ&マス類OK

日釣1000円・年証4500円

1年を通して楽しめ、アユもOKの年証4500円がお得かもしれません(5月末まではアユが釣れたら放流)。産卵をせずに冬を越してそのまま居残る2年物大型アユがいるという情報もあります。黒目川のアユは、エサ釣りやオランダ釣りなどが主流で、友釣りは少数派のようです。

(アユは6月1日から12月31日※産卵保護のため、黒目川のアユ禁漁期間10月1日~10月15日)

東京近郊の河川で淡水魚と遊ぼう:「黒目川」の魅力と対象魚冬眠から目覚めたカエル(提供:TSURINEWSライターかやまあつみ)

※年証の有効期間は3月1日から1年間です。(翌年2月末日)

※小学生、80歳以上の方などは(1)と(2)共に無料。中学生は(1)のみ無料なので、アユをやる場合は遊漁証が必要。

※(2)は、(1)の魚種に加え、アユ&マス類もOKです。アユは天然遡上してきますが、漁協の放流もあります。

遊漁証販売

・キャスティング(戸田市・大宮市・ふじみ野市)
・上州屋(新座市野火止)
・ひろた釣具店(年証のみ・朝霞警察付近)

現在、ネットやコンビニでの販売はしていません。おそらく現金決済による購入に限られると思いますので、各店舗に確認を。

今年は各釣具店に発送されたのが2月20日頃。年証購入後は3月1日以前でも釣りOKとのことです。毎年同じスケジュールと思いますが、詳しくは埼玉県南部漁協に(TEL:048-642-5706)。

次のページは「マス類」の魚影も?