冬のナマズゲームで64cm本命登場 『ガーグリング』でヒット【青木川】

冬のナマズゲームで64cm本命登場 『ガーグリング』でヒット【青木川】

1月17日、愛知県一宮市と稲沢市を流れる青木川でナマズゲーム。自作スピナーを使い、本命ナマズの引きを楽しむことができた。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 APC・丹羽祐介)

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ルアー&フライ ナマズ

青木川でナマズゲーム

年末に中古で購入した赤メタをオーバーホールしながら、新年の初釣りはどこへ行こうか考えていると、やっぱりナマズかなぁ~と一択。そこで1月17日、愛知県一宮市と稲沢市を流れる青木川に出かけた。

現地には日が傾き始めた夕マヅメ時の午後4時ごろに到着。当日の水質はクリア~スティン。遠くの空は雪雲が覆い、みぞれ混じりの小雨が降るなかでの釣りとなった。今回は丹陽橋~下赤池橋までを探る。まずは丹陽橋周辺からスタート。

冬のナマズゲームで64cm本命登場 『ガーグリング』でヒット【青木川】タックル図(作図:週刊つりニュース中部版 APC・丹羽祐介)

ここは全体的に浅く、今の時期でもウィードは見られるが、そこまで繁茂していないため、ヒットするナマズも小さくあまり期待ができない。一方橋下周りのシェードや水中のゴミ周りに目をやると、コイやフナが着いている。

さらにコイの近くに細長いナマズがいる。やはりシェードには魚が集まりやすい。自作のスピナー3gのアピール系をナマズの目の前にルアーをキャスト。フリーフォールで様子を見る。

だがナマズは見向きもしない。ナマズも寒さで動きたくないのか。他のストラクチャーもたたいてみたが反応はなく、日吉橋へ移動した。

ショートバイトで痛恨のバラシ

ここは年中水位が安定しており、水中の岩が絶好のストラクチャーとなっている。ただナマズより先に、大きなコイが飛びついてくることがあるので注意が必要だ。

今の時期はナマズがアタックしてきても、ショートバイトがほとんど。フッキングも慎重にしないと1匹も釣れない。ナマズが潜んでいそうな岩陰や倒木周りにルアーをピッチングし、スイミングで探っていく。

冬のナマズゲームで64cm本命登場 『ガーグリング』でヒット【青木川】川のすぐ近くまで降りることができる(提供:週刊つりニュース中部版 APC・丹羽祐介)

すると倒木の上にルアーがさしかかった辺りでスゥーッとナマズが現れ、ルアーにアタック。だが案の定スッポ抜けでルアーは宙を舞い、痛恨のバラシ。やはり、ショートバイトだ。ナマズはというと、どこかへ消えてしまった。

64cmナマズの強引堪能

ただ、まだ何となく出そうな雰囲気がしたので再トライ。今度は水面直下をガーグリングさせて様子を見た。

すると岩陰から先ほどよりもひと回り大きなナマズが現れ、ためらわずルアーをくわえた。今度こそはと、ラインを巻きながらスイープフッキングすると、ロッドは大きく弧を描いた。

引きは強く、ナマズは左右に突っ走る。足元まで寄せてきても激しく抵抗し、冬とは思えないほどよく引く。そうしてキャッチしたのは64cmのナマズだった。その後は下赤池橋辺りまで探ったものの、反応なく午後5時ごろに納竿とした。

冬のナマズゲームで64cm本命登場 『ガーグリング』でヒット【青木川】良型ナマズキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版 APC・丹羽祐介)

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