東北の厳しい冬の状況下でも「穴釣り」ならば、魚に会う確率をグッと上げることができる。今回は、そんな穴釣りのやり方や魅力について紹介しよう。
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エサはまさかの駄菓子?
穴釣りでは基本的にエサを使用する。アオイソメやオキアミ、サバの切り身が定番だ。しかし、中にはエサ特有の生臭さが苦手でルアーフィッシングをしているケースもあるだろう。そんな人は通称「汁系ワーム」と呼ばれる味とニオイが強烈なワームで代用することもできる。
エサのコストを抑えたいなら「駄菓子」を使うという手もある。よっちゃんイカはニオイが強くコンビニでも手に入るのでおすすめだ。
常温で長期間保存できるという点も見逃せない。小腹が減ったらオヤツにもなって一石二鳥である。
穴釣りなら昼でも釣れる
東北では冬の間、メインターゲットが根魚となる。しかし、根魚の多くは夜行性で、日中でも狙えるのはメバルやアイナメくらいのもの。夜の厳しい寒さをこらえて釣るというのもなかなか乙だが、視界が悪く足場が凍っているときなどは危険も増す。
その点、穴釣りなら日中でもOK。晴れた日なら背中に日差しを浴びながら、のんびり糸を垂らせるだろう。寒いには寒いが、夜釣りと比べればずっといい。穴釣りで釣った魚で、晩ごはんを賑やかにしてみてはいかがだろうか。
<トラヤヨウスケ/TSURINEWS・WEBライター>