年末年始の釣具大掃除で、ワームのメンテナンスにも手をかけた。ライトゲーム用の小物類でも、単価80円くらいはする。傷んだら、補修して長く使いたいものだ。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
こだわりの仕上がり
以前もワームの補修について、私は接着剤を推した者である。接着剤は、しかし、どうしても硬くなる。また補修しきれないことも多い。ワームの頭部分の刺しこわしなどには少し垂らしてちょうどよく効くが、大掛かりな補修となるともう一つ力が及ばないこともある。
その点、UVレジンとクリアボンドは、きれいな仕上がりとなる。こんな凝ったことをわざわざやる必要はないのかもしれない。大体UV照射機などの価格を考えると、間違いなくワームを買い直した方がコスパはいい。だがクリアボンド程度なら、手元にあるならばオススメしたい。ナチュラルな見栄えとなる。素材感的にもワームがほとんど元通りとなる。
ワームの単価を甘く考えないこと
メタルジグは1個600円程度する。シーバス用のプラグは安くても1500円程度からだろうか?アングラーとしての手痛いロストを重ねるほど、ルアーは相当慎重に扱うはずだ。
だがワームは軽視されがちのように思う。ダメになったら自宅でポンと捨てている人も多いだろう。しかし、それに「ちょっと待って」と言いたい。ライトゲーム用のものなら80円程度でも、タチウオ用のワームには単価200円くらいするものもある。補修用に、節約精神を発揮するならば、クリアボンドか接着剤程度は、いい投資ではないだろうか。
ワームもルアーのひとつである。せっかく買ったものは、大事に使いきろう。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>