元日の沖磯フカセ釣りで『ロクマル』尾長グレ降臨【宮崎・水島】

元日の沖磯フカセ釣りで『ロクマル』尾長グレ降臨【宮崎・水島】

元日の宮崎県南郷・水島へかいゆう丸を利用し、磯フカセ釣りに出かけた。60cmの大型尾長グレを仕留めることができた釣行をお届けしたい。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・宮崎海人)

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宮崎海人

鹿児島在住の磯釣り師でメインは尾長グレ、アラを狙っています。70超の尾長グレを獲るために頑張ります!

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海釣り 磯釣り

宮崎・水島でフカセ釣り

令和3年1月1日に宮崎県南郷水島へ磯フカセ釣りに出かけた。かいゆう丸を利用した。栄松港を6時に出て15時に帰港という昼釣りコース。5時には港に着き、荷物などを積み、6時ごろには水島へ向けて出港した。

磯には6時半ごろに着き、まずはウネリの強さなどを見てみるが、風もなくウネリもない。とりあえずは初日の出を拝む前に早速まきエサ、仕掛けの準備に取りかかる。

元日の沖磯フカセ釣りで『ロクマル』尾長グレ降臨【宮崎・水島】2021年の初日の出(提供:WEBライター・宮崎海人)

当日のエサと仕掛け

今回は尾長グレ狙いのため、まきエサはボイルオキアミをメインに作っていく。グレパワーV9を2kgにパン粉を2kg、ボイルオキアミ3kgが1回分のまきエサになる。今回は2回作る予定として、持参したのはその2倍となる。さしエサはまきエサに混ぜたボイルオキアミを使用した。

仕掛けは磯ザオ2.25号にミチイトは2.75号、レバーブレーキ付きスピニングリール3000番をセット。中通しウキは0~G2負荷を使った。ハリスは2.25~3号、ハリは尾長グレ用の8号と8.5号を用意した。

元日の沖磯フカセ釣りで『ロクマル』尾長グレ降臨【宮崎・水島】準備完了(提供:WEBライター・宮崎海人)

1投目から45cm尾長

まずはまきエサをまいて様子を見てみる。時期が時期だけにエサ取りは少なく、デカいグレが目視できるタナまで浮いてきたがここでもまだサオを出さず、しばらくまきエサを打ち続け、泳ぎ方やエサの食い方をしっかりと観察して、さらに1時間ほどまきエサだけを撒き続けた。

しばらくすると数も増え、型も大きくなりだしたのでここから仕掛けを投入。ハリスは3号でハリは8.5号。ウキ下は1ヒロに設定し、釣りを開始。1投目でウキの頭を押さえ込んだのでアワセを入れてやりとりをし、45cmの尾長グレを仕留めることができた。

重量級がヒット!

ハリスが3号なのでアタリが出にくいかもしれないと思い、ここでハリスを2.25号に落としてハリも8号へ落とし、瀬際に仕掛けを投入。そうするとウキがさっきよりも勢いよく沈んだので即アワセを入れると、強烈な引き!

これは50cmを超えた魚だと確信し、やり取りを始めた。アワせた瞬間サオ先は勢いよく海中へ突っ込み、ドラグはフルロックのため、レバーブレーキで急いで体制を立て直すが、ハリスを細くした直後のため強引なやり取りは禁物。

掛けた瞬間から魚は沈み瀬のほうへ走っていたため、瀬に張り付かれないよう少しずつ魚との距離を詰めていき、引っ張りすぎず、走らせすぎない程度のギリギリのやり取りをしながらもなんとか水面近くまで浮かすことができ、魚影を目視することができた。

「ロクマル」尾長に興奮

目視できた魚は間違いなく尾長グレなのだが、その場でのサイズの判断が付かない。魚体が横になったままタモ入れを試してみるが、魚体が横では50cmのタモに入ることができない。

次は瀬際へ突っ込みが始まったため、必ず頭からタモへいれることを自分に言い聞かせ、数回の突っ込みに耐え、ようやく完全に浮かすことに成功。今度は頭から入れることができ、ようやく魚をこの手に収めることができた。

メジャーでサイズを測ったら60.2cmあり、目標まで5cm足りないと思いながらもとりあえずはとれた喜びを噛み締めた。

元日の沖磯フカセ釣りで『ロクマル』尾長グレ降臨【宮崎・水島】ロクマル尾長グレをキャッチ(提供:WEBライター・宮崎海人)

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