船釣りで大怪我に繋がりかねない「危険な状況」3パターンと防止策

船釣りで大怪我に繋がりかねない「危険な状況」3パターンと防止策

釣りで遭遇する事故や怪我の中でも、特に船釣りでよく遭遇するパターン3つを、筆者の体験とともに紹介します。安全釣行を心掛けましょう!

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・木村悠哉)

木村悠哉

西宮市在住、関西エリアでルアーをメインに、ショアもオフショアも楽しむウィークエンドアングラーです。

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1. フックが刺さる事故

ルアーや仕掛けのフックが身体に刺さる事故は、ショアフィッシングも含めてもっとも多いパターンではないでしょうか。怪我の程度としては比較的軽く済むケースが多いですが、「カエシ」まで深く刺さってしまうと、現地で外すのは困難。病院で治療を受けなければならなくなるケースもあります。

カエシまで刺さってしまった際に、あえて貫通させ、ハリ先を折ってから抜くという応急処置が有名ですが、神経を傷つけて後遺症が残る恐れもあるので素人判断はオススメしません。

筆者が遭遇するケースではもっとも多いパターンが、ランディング後に魚から外れたルアーのフックが刺さる事故です。特に魚を抜き上げた際など、ラインにテンションが掛かったまま魚からルアーが外れると、パチンコのようにルアーが飛んできます。

筆者自身も友人の抜き上げた魚からルアーが外れ、あごに直撃した経験があります。幸いフックは刺さりませんでしたが、もしフックが顔に刺さっていたらと思うとゾッとします。

抜き上げの際は要注意

以下、抜き上げの際に気をつけたい点です。

・竿先ぎりぎりまで魚を寄せてから抜き上げる。
・人がいない側に抜き上げる。
・ラインにテンションが掛かっている間は近づかない。

またランディング前においても、他人がファイトしている魚を横から覗き込む行為は危険です。水面で暴れた魚から外れたルアーや仕掛けが飛んでくるケースがあります。テンションが掛かったライン周辺と、その延長線上は危険エリアだと思って下さい。

船釣りで大怪我に繋がりかねない「危険な状況」3パターンと防止策ルアーでの危険ゾーンは(提供:WEBライター・木村悠哉)

ルアーは固定しよう

ロッドスタンドにロッドを立てる時、ルアーが固定されていないと船の揺れなどで人に当たって危険です。過去に同船された方で、談笑中に後ろに立てていたロッドについているルアーが首筋に刺さった方がいました。

専用のクリップや洗濯バサミで固定する、備え付けのルアーホルダーに入れておくなど、ルアーがフリーにならないよう注意が必要です。ロッドのガイドにフックを引っ掛けている人をよく見ますが、船の揺れで簡単に外れてしまうため安心はできません。

ルアーは置きっ放しにしない

ルアーチェンジで外したルアーやフックを放置するのも大変危険です。船の揺れで転倒して手をついた場所に、不幸にも放置していたルアーがあり、フックが刺さってかなりの出血を伴う怪我をされた人がいました。タックルボックスの上に放置して、気づかず座った方の太ももに刺さったケースもありました。

バーブレスフックの選択も

前述の通り、フックが刺さるだけならば比較的軽い怪我で済みますが、カエシまで刺さってしまうとそうはいきません。船の揺れが強い時などは、カエシを潰したバーブレスフックの選択もありです。バーブレスフックは魚をバラしやすいイメージがありますが、逆に貫通力のアップなども見込めますので怪我の防止以外にもメリットがあります。

船釣りで大怪我に繋がりかねない「危険な状況」3パターンと防止策左がバーブレスにしたフック(提供:WEBライター・木村悠哉)

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