寒の新ベラを求めて 冷え込みが大型本命を呼ぶ?【FC竹の内】

寒の新ベラを求めて 冷え込みが大型本命を呼ぶ?【FC竹の内】

冬を迎えていよいよ管理釣り場のヘラブナは寒ベラ期へ。今回は大阪・太子町のFC竹の内で、11月に放流された大型の新ベラを狙ってみた。

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(アイキャッチ画像提供:WEBライター・森宮清釣)

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森宮清釣

こんにちは。森宮清釣です。今は後期高齢者になり釣りとカラオケが趣味。現在はヘラブナ釣りとフライ、ルアーフィッシングを楽しんでます。

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淡水の釣り ヘラブナ釣り

FC竹の内でヘラブナ釣り

大阪・太子町の竹の内峠にある大型ヘラブナ釣り場がフィッシングセンター竹の内だ。山からのきれいな湧水を利用した釣り池だ。今年は暖かい日が続いたので、ヘラブナの活性は例年になく好調だったが、12月に入るとやや渋めで、四苦八苦する釣り人が多くなってきた感がする。

12月3日、この釣り場を訪ねてみたのは、11月末に放流された巨ベラはいかに……との思いからで、釣友の喜多さんと2人で「獲らぬ狸の何とかやら」を空想しながらの釣り場入りだった。

釣り場は峠にあるので、麓より若干気温が低いのだが、太公望たちは寒さを知らない強者が多い。この日も中桟橋は賑わっていたが、寒さに弱い釣り人は山側に陣取ってとても賑やか。道路下の桟橋はうどん釣り専用だが、この場所は一番寒さを感じるエリア。皆さんよくご存じで、この日、釣り人は1人もいなかった。

寒の新ベラを求めて 冷え込みが大型本命を呼ぶ?【FC竹の内】当日の中桟橋風景(提供:WEBライター・森宮清釣)

我々は坂桟橋の中央70番の席に釣り座を構えて、13尺の竿で釣ることにした。この場所は一番深く、12尺では穂先ギリギリで床になるから釣り難いのである。

大型狙いのセッティング

大型狙いだったので、道糸はへらびと1.2号、ハリスは0.6号、ハリはリグル6号を使用した。エサは釣り始め、グルテン系で作ったが、午前中のエサとしてはヘラブナに嫌われたようだった。使い切って一景の底餌クロレラ50cc、芋グル30ccに変更してようやくアタリが出始めて良型が竿を曲げてくれた。

午後からやや寒くなってきたが、このエサにヘラスイミーを足して狙ったのが良かったのかは不明だが、数回の打ち込みで37cmがヒット。竿は大きく曲がって重たいので、「もしかすると40cm?」なんておしゃべりしながらのタモ入れだった。

スレ扱いの39.5cm

だが、この7分後に豪快なアタリ。ウキの消し込み方で大型と分かったが、硬調の竿にもかかわらず異常な曲がり方だ。両手を使って腕の疲れを避けたが、ハリは顎に刺さっていてスレ扱い。残念だったが39.5cmのヘラブナだった。この後、喜多さんも大型をヒットさせて、口をへの字に曲げながら竿を操作している。何とかタモに入ったが37cmほどの結構大きいヘラブナ。

寒の新ベラを求めて 冷え込みが大型本命を呼ぶ?【FC竹の内】喜多さんにも良型ヘラがヒット(提供:WEBライター・森宮清釣)

午後からは食いが良くなって、ダブルで釣れたり、連続ヒットがあったりで存分に楽しめたが、喜多さんは今回も好調過ぎて、私の一歩前を走っている感じ。こちらも必死で追いかけたが、あと一歩足りなくて14匹対12匹で涙を飲んだ次第。

寒の新ベラを求めて 冷え込みが大型本命を呼ぶ?【FC竹の内】寒くなり大型ヘラが高確率で(提供:WEBライター・森宮清釣)

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