4月29日（日）、浦安出船で東京湾の夜アナゴ釣りに行ってきました。
TSURINEWS編集部
釣り方と当日のタックル
午後5時集合、同30分に出航。
まず、船長から釣り方のレクチャーを受けます。
エサの青イソメは団子状になるまで、ハリにぐるぐる巻きで刺す。
オモリが着底したら底を小突くように誘う。
これがポイントとのこと。
タックルは1.2mの専用竿に、リールは『バルケッタ300HG／SHIMANO』。
ミチイトが『小船マスターPE／VARIVAS』1号、先イトとして『ハードトップ船ハリス／VARIVAS』4号を1.5m付けました。
連続ヒットで大忙し
ポイントまでは約1時間ほどで到着。
6時30分にいざ釣り開始。
とにかくエサを丸めるようにたくさん付けて、アタリがあったら少し待って思いきりアワせます。
トントン、トントンと小突いているとグググッとアタリがきました。
今まで感じたことのない、控えめだけど引っ張られるようなアタリは独特で「アナゴの引きはこんな感じたんだ」とドキドキしながらアワせるとヒット。
開始15分で1尾キャッチ。
「初アナゴ嬉しいです！」
このあとは2本竿にして、両手でコツコツ小突きます。
すると、左手の竿にアタリ……。
ガツッと掛けて2尾目ゲット。
アナゴを外している最中、置き竿をしていた右側の竿にもアタリが。
なんと連チャンで3尾目。
東京湾の初夏の風物詩。船長から「やるねぇ」と嬉しい言葉をいただき、思わず笑顔が溢れます。
その後、ポイントを変えて再投入すると、アタリはないのに重い。
上げてみると、ヌタウナギが掛かっていました。
アナゴ釣りではよく釣れるゲストのようです。
強力な粘液を出していて、ハリを外すのが大変でした。
この魚は漢方として食べられているみたいですが、癖があるようなので今回はリリース。
このあと、アカクラゲの猛攻でアタリなく、9時に納竿となりました。
2時間半と短い釣りですが、釣れるときの勢いと忙しさで満足のいく釣行となりました。
この日は少し渋かったようで、竿頭は7尾。
やはり最初の釣れる時間にいかに手返しよく2本竿を使いこなし数を稼ぐかが、釣果を伸ばすポイントだね、と教えてくれました。
釣ったアナゴは船上でさばいてもらえるので、帰りはお魚屋さんで買ったようなきれいな形で持ち帰り。
煮穴子にして、すしで食べました。
少し痩せていたので、トロトロにはなりませんでしたが、初めて自分で釣って食べるアナゴは臭みがまったくなく、お店と同じ味で感激しました。
シーズンが短いので、早めにまた挑戦したいです。
煮穴子寿司レシピ
【レシピ】
・アナゴの切り身3本
・水3カップ
・正油 大さじ4
・砂糖 大さじ3
・日本酒150ml
・みりん 大さじ1
【作り方】
①アナゴの皮目に熱湯をかけて、白く浮き出した部分を包丁の背でとる。
②フライパンに調味料を合わせて、ひと煮立ちさせたら、アナゴの切り身を入れる。
③落しぶたをして弱火でコトコト煮る。
コトコト煮ていきます。④ふっくらしたら、火を止めてアナゴを取り出し、煮汁をさらにトロトロになるまで煮詰めて完成。
完成。＜杉田千紘（TSURI JOYアンバサダー）／TSURINEWS編＞
