京都・上桂川は6月10日に解禁。昨年は湖産のソ上が悪く、アユの確保、放流に苦労し、少し出鼻を挫かれた感じだったが、最終的にはよく掛かり、シーズン終盤まで楽しめたと思う。
オススメエリアは2つ
今シーズンは湖産のソ上が好調で、超期待大!お勧めしたいエリアは、山国地区と亀の甲橋上流だ!
【山国地区】
まず山国地区だが、ここは少し石が減り気味の上桂川にあって、石もたくさんあり、岩盤もありといろいろな変化があって、放流量も多いので、初心者の方から上級者の方まで楽しめると思う。
その中でも今年私が気になっている場所は、山国神社裏からこきの橋の間。
トロから瀬が続く場所で、瀬では、飛びつきの真っ黄っ黄を!トロ場では、群れアユをと、シーズン初期から終盤まで楽しめる場所だ。
ここにはトイレもあるので、家族連れにも楽しみやすい場所だ!解禁日、入る場所に迷ったら山国地区をおすすめする。
【亀の甲橋上流】
そして、もう一つのおすすめが、亀の甲橋上流。
六ヶのエン堤から亀の甲橋の間である。
ここは、上ってきたアユがエン堤で止まり、溜まる場所。
また、岩盤地帯なので、流れが無数に分かれてポイントだらけだ。
毎年釣り人は多いが、ポイントは無数にあるため、大抵入川可能である。
ただ、エン堤から下流20mは、禁漁なので注意してほしい。
今年は特に湖産のソ上がいいとのことなので、解禁日の攻めどころはズバリ瀬!
追いがよく、ナワバリ意識の高い湖産主体の河川なので、解禁日は瀬の方が勝負が早くおすすめ。
特に瀬落ちに水深のあるトロ場(アユが溜まる場所)があれば、そこからやる気のあるアユ、やる気を出したアユが瀬にドンドン差してくる。
そういう場所を選んで入川し、瀬が少し釣れ止んだらトロ場の群れアユを狙うと、数をのばせるだろう。
仕掛けについて
シーズン初期の仕掛けだが、川の状況をみて、かえるのが一番いいと思う。
例えば、上桂川は比較的優しい流れが多い河川だが、紹介した場所でも、雨が降り水量が増えた時などは、複合ライン、金属ラインが絶対有利となる。
また、オモリを要するほどになる瀬もある。
逆に、渇水、平水ならフロロカーボンラインがお勧め。
フロロカーボンラインはスレに強く、ある程度の瀬釣りも対応できる。
また、金属ラインよりも軽いため、泳がせ釣りもできる。
私の釣りは基本泳がせ釣りが多いため、フロロカーボンラインを使うことがほとんどだ。
初期なので掛かった時のアユもオトリのアユも弱い。
そのためラインの重さ、細さはすごく重要だと考えている。
その点をふまえ、初期はフロロガーボンライン0.125か0.15号を使う。
ハリは『914Z(4本イカリ)/VARIVAS』6.5号を主体にかえていく。
ケラレが多発したら7号に、根掛りが多発すれば6号に!といった感じだ。
上桂川漁協