10月1日に開幕した南房の夜クロムツ。約3時間半の釣りながら連日トップ40~50匹と絶好調をキープしている。10月31日、そんな夜クロムツ釣りに初挑戦してきました。
(アイキャッチ画像提供:尾崎大祐)
18時頃からアタりが!
16時半に出船しポイントには約30分で到着。船長から投入の指示があるも、クロムツのアタリはなし。たまにアタっても大抵はサバでした。しかし同行者によるとこれは想定内とのこと。置きザオにてのんびり活性上がるのを待つことにします。因みに船上での血抜きは禁止とのこと。サメを寄せる原因になるからだそうです。
出だしの1時間は船中殆どアタリがなかったものの、その後ポツポツアタリだし、やがて多点掛けが目立つようになってきました。しかし、型は小ぶりが目立ち、エサだけ取られるケースも多々。そんな中、フラッシャー仕掛けでやっていた同行者はコンスタントに多点掛けを連発。こういう小型が多い日は特にフラッシャー有利だと実感です。
オマツリ多発も本命19匹
アタリが増えてきたのに伴い、10名満席のこの日はオマツリも多発。私も持参した仕掛け4つ使い切り、最後は2度目の高切れにて終了時刻30分前に無念の戦線離脱となってしまいました。1回の釣行で2度の高切れは私も経験上初めてであったし、夜クロムツ釣りにおいてもかなり稀なケースかと思いますが、やはり念には念を入れ、PEラインの予備も持参すべきであったと反省です。
それでも小型中心ではありますが、本命のクロムツ19匹にサバとイナダが1匹ずつ。お土産十分の釣果で終えることができました。船中スソに近い釣果でもお土産には十分すぎるほど。因みにこのクーラーは35L です。
因みにフラッシャー仕掛けの同行者は「正確には数えていないけど40以上は釣った」とのこと。次回は私もフラッシャー仕掛けを道具箱に忍ばせておこうと思います。そして、是非このくらい釣りたいと心に誓いました。
改めて夜クロムツ釣り
相模湾での(日中の)キンメ釣りのゲストでクロムツを釣ったことはありますが、こんなにバタバタと短時間で高級魚のクロムツが釣れてしまう釣りは初めての経験。特に釣るためのテクニックはなく、むしろ手返しやマツった時の対策が重要だと感じました。
そして先にも書いた通り、クロムツはとにかくアタリが明確。ハリ掛りすると「ガツガツ」と派手にサオを叩きます。基本置きザオ主体での釣りになりますが、釣り味としても十分満席できる事でしょう。
土曜日や祭日が絡んだ休日の前日以外は満席になることは少ないので、こういう日を狙えば初心者でも十分数釣りが楽しめるのではないかと思いました。私も12月末までのシーズン中にもう一度、今度は平日に休みを取ってリベンジに行きたいと思います(戦線離脱はちょっと悔しかった)。