泉南にアジングゲームヘ出かけたところ、ライトゲームの好ターゲットの1つ、メバルの反応があった。いささか早いシーズンイン、アーリーメバルとの対面だ。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
キワでメバル3匹
私は50km離れた大阪市内から遥々ここまでやってきているアングラーだ。本命不発で帰るわけにはいかないと、引き続きテトラの上で、少しずつポイントを動きながら、反応を待つ。
すると、思いがけず潮が速く、真っ暗闇の中でラインメンディングがおろそかになっていたのだろう。気がつくとリグが向かって左側へ漂流していて、その先のテトラ際で「コン」とアタった。しかし、これは乗らない。
あの「コン」は確実にアジだと思い、今度はリグを少し重くして、確信的にややレンジを入れながらテトラ際をスローリトリーブしてくる。するとまた「コンコン」ときて、やっと乗った。残念…でもないが、正体はメバルだった。
しかしまだメバルのシーズンというには早い。いや、大阪市内より常に気温が2度近く低い泉南では、あるいはアーリーメバルが始まっているのだろうか。その後もこの釣りに再現性があり、3匹、メバルが反応した。
下のレンジはカサゴ
やはりサイズは小さい。警戒心の高い大型メバルはまだこの時期、表層を意識していないのだろう。テトラ際でレンジが入っている良型メバルをどう引きずりだしてくるか、これは考えてみるとなかなか難しい。というのも、どうしてもレンジを入れると、このようにカサゴになってしまうからだ。
10月中旬のアーリーメバル(もしくは居付き?)、なかなかいい経験ができたものの、良型確保とはいかず自分的にはやや不足感が残った。