陸っぱりチニングで『チンタ』級クロダイが連発【静岡・奥浜名湖】

陸っぱりチニングで『チンタ』級クロダイが連発【静岡・奥浜名湖】

10月3日、最近ちょこちょこ通っている奥浜名湖エリアでチニングゲーム。小型のクロダイが連発した釣行をレポートしよう。

静岡県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・白柳雅和)

アバター画像 TSURINEWS編集部

オフショア ソルトルアー

奥浜名湖でチニング

すっかりと秋らしくなってきた10月3日、最近ちょこちょこ通っている奥浜名湖エリアへチニングに向かった。

基本チニングはウェーディングせず、陸っぱりオンリーのスタイルでやっているので、潮位の高い時間帯を狙って午後6時ごろに出発した。

メンバーは私と河辺氏と岩田氏の3人。午後7時30分すぎに三ケ日インターを降り、15分ほどでポイントへ到着。潮回りは舞阪表示で大潮、満潮が午後6時36分126cm。奥浜名湖はタイムラグが生じるため、満潮は8時半すぎと予測される。

現地へ着くと水位は予想通り高く、いつもより濁っている。赤潮みたいな色で、あまり状況的にはよろしくなさそうだ。最初に入ったのは最奥的な場所で、少し沖はカキ殻が入っていて油断するとすぐにスタックしてしまうようなエリアだ。

しかしその付近でバイトも多く、実際に釣れたエリアだけに広大なエリアなのでやりきれなかった所を撃ち歩きながら探ってみる。

ポイントをランガン

場所によっては潮位が高いとはいえ、陸っぱりからではとても沖の深い所へ届きそうもない所もあり、少しでも水深がありそうな所を撃ち歩く。だが前回のようにバイトが多発することもなく、岩田氏が15cmほどのかわいらしいクロダイを釣ったのみ。

1時間ほどでこの場所を諦めて、次のポイントへと向かう。目的のワンド状のポイントに入り、まずはここで狙う。しかし何の反応も得られず水質もかなり悪いようで、赤茶色に濁っている。エサ釣り師は小型のキビレを釣っているようだが、ここは厳しそうなので今いる場所の対岸へ大きく移動する。

ポイントへ着き30分ほど試すが、何のアタリもない。もしかすると水温低下や水質の悪さで、良型は沖へ行ってしまっているのか。

潮が当たる場所よりも、ワンド状の所や漁港やマリーナのような場所にいるかもと、今度は以前に偵察していたマリーナ付近に行ってみた(場所によっては釣り禁止の所もあるので注意が必要)。

チンタ級が連発

初めての場所なので、チヌ魂5gから攻めてみる。3人ともそれぞれ散って釣り開始。沖には何もない感じだが、少し沖に所々に根やカキ殻がある所があり、そういう場所では必ずと言っていいほどバイトがある。

そんななか、岩田氏が2連続でチンタを捕獲。かなりキツめのカキ殻のようだが、うまくかわしたところでのヒットだそうだ。次から次へと撃ち歩き河辺氏にもヒット。

陸っぱりチニングで『チンタ』級クロダイが連発【静岡・奥浜名湖】岩田氏はチンタサイズを連発(提供:週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和)

かなり状況的には悪いが、ようやく私にもヒット。だが小さいマゴチ…。そしてようやく本命のチンタの捕獲に成功した。苦労した分釣れた1匹はかなりうれしい。

陸っぱりチニングで『チンタ』級クロダイが連発【静岡・奥浜名湖】苦労して釣った1匹(提供:週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和)

サイズアップならず

その後もサイズは上がらないが適度にバイトもあり、ポロポロ釣れだすが時合いが短く潮位も低くなってきた。そこで帰り際に、もう1カ所ワンド状のポイントへ向かう。

だが潮位も低く、小さいアタリが2回ほどあった程度で、時計を見ると深夜2時近かったのでこの辺で終了とした。

陸っぱりチニングで『チンタ』級クロダイが連発【静岡・奥浜名湖】ヒットルアーはチヌ魂5g(提供:週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和)

<週刊つりニュース中部版 APC・白柳雅和/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
浜名湖
この記事は『週刊つりニュース中部版』2020年10月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。