4月28日(土)、埼玉県幸手市にある神扇池に釣行した。
釣況から釣座を選択
午前5時半に到着。
天気予報では気温が「25度以上の夏日」と言うので薄着できたが、髪が乱れるほどの強風で体感温度はかなり低い。
目的はシーズン開幕したばかりの両ダンゴ。
同池のアドバイザー・田邊氏によると「両ダンゴでも十分釣れます」と言い、「朝のうちはチョウチンがよくて、10時ごろから浅ダナが好調になる。型がそろいますよ」とのこと。
釣り座は「駐車場から手前の桟橋が好調です。最奥でも中央桟橋まで。駐車場向きで、学校寄りの釣り座がオススメ」と教えてくれた。
アドバイスどおり、手前の桟橋の学校側に入ろうするがすでに先釣者が並んでいる。
さらに奥へ進み、空いていた中央桟橋に行くが、オススメの駐車場向きは強風で波立っており、釣りの動作に支障があるので、事務所向き159番に入る。
8尺竿を継ぎ、タナ80cmの両ダンゴ。
昨年のブレンドを思い出しながら、記憶を頼りにエサ作り。
軽くてモッチリとしたタッチから様子をみることに。
まずは第一投
6時10分に第一投。
寄せるためにナジミ切りを繰り返すと、10投ほどで受けが現れ、その数投後に触って戻してズンの理想的なアタリで第一号。
その後もアタリは続きコンスタントに竿を絞ってカウントを伸ばす。
一方、同行した釣友のM氏とS氏はチョウチン釣りで、こちらが6枚ほど釣ったときにようやく1枚目と予想以上に難しいようだ。
1時間で12枚。
次第にカラツンやスレが目立ち始めるがハリス調整はしないでエサのタッチやハリ付けの形で対応。
まだ両ダンゴシーズンが開幕して間がないので、「ダンゴへの反応はいい」とは言いきれないが、ポツポツペースながらもやはり両ダンゴは面白い。
10時半までに35枚をカウント。
チョウチン釣りへ変更
以降はヘラの活性はさらに高まってアタックが強いのでチョウチンに変更。
両ダンゴを通そうかとも思ったが、S氏がトロロコブを持っていたので時期尚早かと思ったが、ウキだけ替えてトロ巻きセットで再開。
バラケは昨シーズンもっとも効果的だった自信作。
しかし、思ったよりも難しくウキは動くが明確なアタリは少ない。
やはり両ダンゴに比べて寄せ効果は薄く、なかなか食い気のあるヘラが入ってこない。
それでもテンポよく打ち込んでいくと、少しずつアタリ数が増え、ポツポツとカウント。
ナジみ途中のアタリがあり積極的にアワせるがスレやカラツンが多いので、いったんトップ先端までナジませ、戻ってからのアタリに的を絞るとヒット率が格段にアップ。
浅ダナ両ダンゴ時よりもいいペースになり、面白いように竿は曲がる。
例会や大会時とは異なり、やや空いているとはいえ、最後まで一定のペースを保って45枚を追加。
合計75枚をカウントした午後3時過ぎに納竿。
今季初の両ダンゴだけでなく、トロ巻きセットも決まったので、季節先取りした釣りを堪能できた一日となった。
<細井昭宏/TSURINEWS編>
神扇池