タチウオ向け『蓄光』カスタムのススメ 夜光ルアー購入前にお試しあれ

タチウオ向け『蓄光』カスタムのススメ 夜光ルアー購入前にお試しあれ

タチウオには、とにかく「グロー」が効くという。グローのルアーを買うのもいいが、蓄光テープを使って手持ちのルアーを「蓄光カスタム」してみるのも手だ。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)

アバター画像
井上海生

フィールドは大阪近郊。ライトゲームメイン。華奢なアジングロッドで大物を獲ることにロマンを感じます。

×閉じる

ソルトルアー ショア

蓄光テープはどこで買う?

主役となる「蓄光テープ」は、ネットショップまたはホームセンターで購入できる。100均にも取り扱いがあるようだが、あまり安いものはおすすめできない。やはり粘着力と発光力を考えると、それなりの値段がするメーカー品を買うのがベターだ。

ちなみに価格は、大体500円~600円程度。専用プラグ1つの、半額以下の価格である。

タチウオ向け『蓄光』カスタムのススメ 夜光ルアー購入前にお試しあれ500円程度の蓄光テープ(提供:WEBライター・井上海生)

プラグの蓄光カスタム法

テープを手に入れてしまえば、後は貼り付けていくだけ。

テープは、あまり曲面がきついものには貼り付けにくいという難点はある。しかし、浮いてしまうのはテープの両端だけなので、その部分は接着剤で止めてしまうという手もある。

ただ、タチウオが反応する主なプラグは、ミノーかバイブレーションだ。よほど特殊な形をしていない限り、カンタンに貼り付けることができる。

タチウオ向け『蓄光』カスタムのススメ 夜光ルアー購入前にお試しあれミノーにゼブラカラーグロー(提供:WEBライター・井上海生)

ちなみに耐水性だが、筆者の経験上、1~2時間程度の釣行で外れたことはない。ただし、それなりに強粘のテープを使っている。不安ならば、接着剤をつけるか、強粘の両面テープをつけて、その上に蓄光テープを貼り付けるという方法もあるだろう。

高活性時に出番

この蓄光カスタムプラグは、タチウオルアーフィッシングにおいて、ファーストチョイスとなるべきものではない。やはりタチウオという魚は、メタルジグかワインドで釣るのが定石だ。しかし、何でも反応してくるような高活性時には、こういうカスタムプラグも効果的。筆者の経験上、蓄光テープを貼り付けていないプラグでも、シルエットがはっきりするカラーには食ってくることがよくある。

ファーストオプションではないが、このような変則的な釣りも面白いものだ。また、何をやっても釣れないときは「みんながメタルやワインドでやっているから、その動きにはスレているんだ…」と考えてみる。つまり、カスタムプラグの出番だ。スレたタチウオの目に、少し変化を与えるつもりで投げてみると良いだろう。

タチウオ向け『蓄光』カスタムのススメ 夜光ルアー購入前にお試しあれバイブレーションの腹部に貼り付けた(提供:WEBライター・井上海生)

次のページで「ジグヘッドへのテープ付け」を考察