エギング初心者が悩みがちな、エギのカラー選び。そもそも「上布」&「下地カラー」ってナニ?今回は筆者なりのエギカラーの選択法を紹介します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・伊藤康二)
下地テープカラー
代表的なエギのテープカラーは以下の種類があります。
シルバー / ゴールド / レッド / マーブル / ケイムラ / 夜光
テープカラーは色ではなく、光の反射によってイカにアピールします。また、下地の違いによってボディカラーの色を強調したり、逆に落ち着かせたりするといった効果もあります。
テープカラーの選び方
それぞれのテープカラーがどのような状況で有効か、またボディカラーに対してどのような影響があるかということを説明していきます。
・シルバー
天気がよく澄み潮のとき、ボディカラーの発色をよくする(明るくする)
・ゴールド
朝夕のマヅメ時や常夜灯下などオレンジ色の光が強いとき、ボディカラーの色を邪魔しない
・レッド
強い濁りや深場、闇夜など水中に光が届かないとき、ボディカラーの色に深みが出る
・マーブル
全てに状況に対応できるが特出した性能はない
・ケイムラ
紫外線のある時間帯(夜以外)特に曇り
・夜光
強い濁りや深場、闇夜など水中に光が届かないとき
状況別エギカラーの選択法
以上のことを踏まえ、状況別のエギカラー選択方法を紹介します。
澄み潮の場合
水色がスケスケで海底まで丸見えの時は、基本的にナチュラル系を選ぶといいでしょう。
上布は青色、緑色、ピンク色など、下地テープはシルバー系、マーブル系、ブルー系など。もちろんケイムラ系も有効です。
濁り潮の場合
濁り方にもよりますが、基本的に派手でアピール系を選ぶといいでしょう。上布はオレンジ色、黄色など、下地テープは金色、夜光など。カラーとは違いますが、ラトル入りのエギも有効。
ピーカン照りの場合
ピーカン照りの時、水色にもよりますが、意外に思われるかもしれませんが、私は夜光カラーを使うことが多いです。もちろん基本の澄み潮パターン、濁り潮パターンでも問題はありません。
曇りや雨の場合
1番迷うのが曇天や雨の時だと思います。上布は、視野性のいいオレンジ、ピンク、黄色などがいいでしょう。下地テープは、金色、赤色を選ぶ方が多いと思います。もちろんシルバー色、金色、マーブル色でもOK。私はケイムラ系のエギを使うことが多いですね。
夜の場合
夜の場合は、上布は視野性がいい色がいいですが、正直見えないので上布は何色でもいいと思います。大事なのは下地テープの色です!イカは盲目で白黒の世界で生きてるので、シルエットをハッキリさせる必要があると思います。基本は赤色の下地テープを選ぶのがいいと思います。夜光系、ケイムラ系も有効な時があります。