伊豆諸島・八丈島に注目。沿岸ではなかなか狙うことができない高級魚や大型が、船や磯でキャッチされている。同地のアサギクによると、船では大型カンパチ狙いの泳がせ&ジギングや、水深300m前後を狙う深場釣りが好調。
八丈島での釣果
4月22日(日)には、仕立船で港区の弘田さん一行が6kgオナガダイにハチビキやメダイなど。
前日にも3kg級を上げている。
オモリは300号が基準。
泳がせでは25日(水)に板橋区の阿部さんが赤イカエサで11kgカンパチを上げた。
エサは海況次第で用意できない場合もあるので要確認。
また、同船で狙うジギングもチャンス。
200~300gを主に数種類用意しておこう。
ムロアジが回遊するようになればムロアジエサの泳がせにシフトしていく。
ほか、五目釣りではアオダイやウメイロなど気軽に数釣りが楽しめる。
海がシケて沖へ出られないときも、ナダ寄りであれば何とか釣りになることが多い。
そんなときは近場でアカハタ釣りが面白い。
テンヤで狙い、10尾以上釣れる日も。
さらに、磯釣りファンにとっても夢の釣り場がたくさん。
3月末には7kgクチジロが仕留められており、50cm超えメジナの実績も豊富。
上物、底物問わずの夢のフィールドだ。
離島遠征のアドバイス
釣法にかかわらず、遠征釣行は宿や食事の手配、釣り場情報収集、タックルを洗う水場の確保、超大物が釣れた場合のクール便の手配などなど、多くの不安がつきまとう。
そのため、釣り人のサポートが充実している宿などを選びたい。
前述のアサギクは、仕立船や渡船の手配からレンタルタックル、釣り人専用の流し台や冷蔵、冷凍庫などを完備しており、サポート体制万全。
八丈島へのアクセスは海路、空路と2通り。
フェリーは竹芝桟橋発。
午後10時半発~翌日午前8時50分八丈島着。
航程は10~11時間。
復路は午前9時40分発、午後7時50分着。
飛行機は羽田発。
朝昼夕と一日3便就航。
フライト時間は45~50分ほどと驚くほど早い。
さっそくスケジュールを確認し、遠征釣行を計画してみては?
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>
アサギク