秋はアオリイカの数釣りシーズンでエギングデビューにも最適。今回はビギナーが「初めての1杯」を釣るための近道をお伝えしたい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・池下洋平)
四国エリアのエギングシーズン
筆者の住む四国瀬戸内海側においてもアオリイカは「春の親イカ」と「秋の新子数釣り」と、年間に2度チャンスが訪れる。特に秋は新子が一潮ごとに大きくなっていくので徐々に難易度と手応えの両方が上がっていく楽しさがある。
筆者が初めてアオリイカを釣ったのは今からおよそ10年前。わけも分からずエギを投げていた時代。「よく釣れるらしい」という島にフェリーで渡って投げ続け、夕方に1杯だけ釣れただけで、エギングは難しいというイメージが残った。
しかし、今ではこの時期を楽しみに待っており、釣行ごとにほぼ必ず釣っている。10年前の自分に伝えることはできないので、これからエギングを始める人に伝えたい。
「秋の数釣りシーズン」なら、きっとあなたにもアオリイカは簡単に釣れる。
アオリイカを釣りやすい条件3選
「簡単に」とは言うものの、ある程度の準備と釣り場の条件が整う必要があるので紹介しよう。
・明るい常夜灯周辺&墨跡の多い場所を探す
・満潮前後に夜釣りで狙う
・風のない日(または風が当たりにくい場所)で行う
などだが、これらの条件が揃うと、釣れる確率はグッと上がる。
オススメのタックル
メインラインは太めで視認性の高いPEラインを用い、リーダーは細めのフロロカーボンラインを使う。例えば1.2号の白いPEラインに1号のリーダーといった具合だ。ルアーは2~2.5号のエギ。カラーは定番のオレンジやピンクを中心に5個もあれば十分だ。