大阪湾の人気ターゲット、タチウオ。今回は、兵庫県神戸市のパイレーツDAIYUMARUから出船し、シーズンが開幕したタチウオをジギングで狙いました。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・木村悠哉)
大阪湾でタチウオジギング
8月22日 5時過ぎ、夜明けとともに出船です。お世話になったのは神戸・須磨港から出船するパイレーツDAIYUMARUさん。海賊船をイミテートした船で、黒塗りの船体に赤のベンチが映えてとてもかっこいいです。先端には悪魔の像が鎮座。演出が細かいです。
大阪湾でのタチウオ釣りはイワシやサンマをエサにしたテンヤ釣りがメジャー。同船されたお客さんも9割近くはテンヤ釣りのお客さんでした。ただし、まだまだサイズの伸びない時期。ジグのほうが掛けやすいと踏んで、今回はあえてゲーム性のあるジグを選択しました。
ジギングタックル
この日のメインロッドはジグウェイト180gまで対応したベイトジギングロッド。タチウオジギングには少し硬めのロッドチョイスです。最近はサワラのヒットも多いそうなので、走り回られないよう硬めの選択としました。
ライン
ラインはPE1号を選択。タチウオジギングでは0.8号でも十分ですが、こちらもサワラ対策の太めのチョイスです。
メタルジグ
ジグは150~180gで複数のカラーを準備。メインは150gですが夏の大阪湾は強烈な二枚潮が発生しやすいので、念のため少し重めのジグも用意しておきます。
リーダー
リーダーは16lbのフロロカーボンラインを2mほど。さらにタチウオの歯によるブレイク対策の先イトとして、40lbのフロロカーボンラインを30cmほどダブルユニノットで結束しました。タチウオやサワラなどの牙モノを狙う場合は歯切れ対策が必須です。
ナイロンラインは構造上、ラインに対して垂直な傷に弱いのでリーダーにはNG。必ずフロロカーボンラインを使うことをおすすめします。ワイヤーリーダーの選択肢もありますが、オマツリした際に解きにくくなるなどの理由から使用禁止の船もあります。必ず事前に確認を。
ポイント到着
まだ薄暗い5時30分ごろ、遠目に明石海峡大橋が見える神戸沖に到着です。土曜日ということもあり、周囲にはタチウオを狙う釣り船で船団ができています。
前日の大雨で濁りも入っているようなので、パイロットルアーは150gの赤金カラーをセレクト。ローライトを意識してゼブラグローとしました。