8月10日、兵庫のポートアイランド沖一文字へ釣行し、ウキサビキと落とし込みを楽しんだ。潮が動かず苦戦したが、何とか本命の大サバとチヌをキャッチできた。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・伴野慶幸)
落とし込み釣りで46cmチヌ
9時半過ぎからは落とし込み釣りに専念する。船長の話では釣れるはずだったのだが、アタリのない時間が過ぎていく。
釈然としない気分をはらったのは10時過ぎのヘチ釣り師のヒット。チヌはいる。中層も捨てて浅ダナに絞って攻め続けると、1ヒロ半で目印が止まり、カツっとした感触がサオ先に伝わった。確証を持ってアワせるとヒット。
グングンと強い引きで魚は抵抗するが、ポーアイ沖の形状では根ズレや壁面でのイト切れを恐れる必要はない。波止際から魚を引き離す意識だけは持ち続けて、サオさばきで浮かせにかかると、見事な魚体が海面に現れた。海面でバシャついて抵抗は見せたものの、慎重に空気を吸わせて勢いを止めてからタモ入れ。46cmのチヌを仕留めて大満足。
最終釣果
チヌと大サバに2匹のガシラを最終釣果として納竿。11時の迎えの便で波止を後にした。乗船場に戻ると、船長に釣果報告。他の釣り人とともに写真を撮ってもらった。全体的にはやはり内湾の波止のほうがよかったようで、アコウを筆頭に根魚、タコなどの釣果が上がっていた。私の釣ったチヌは刺し身に、大サバは塩焼きにして、夕食の食卓の主役を飾った。
<伴野慶幸/TSURINEWS・WEBライター>