8月に入り、相模湾ではキハダマグロ、カツオのコマセ釣りが解禁された。しかし、今年は長梅雨の影響か、黒潮の蛇行が弱いせいか、湾内に目立った群れが入っていないようで状況は芳しくない。そこで、今回はキハダマグロを狙って茅ヶ崎の一俊丸からライブベイトで狙うキハダマグロ船に乗った。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・古谷健太)
最終釣果
私が乗船した船はキメジが多く取り込まれたが、同じ船宿から出ていたもう1隻の方では20kgクラスのキハダが続々と取り込まれたようで、最終的な船宿の釣果としてはキハダ8本、キメジ12本、その他にワラサやシイラも上がっていた。
あまりのマグロの数に船宿前は魚市場のような状況となっていた。
今後の展望
サイズとしては心残りがあるが、相手はキハダマグロである。なんとか1匹取れたこと、そして最終流しのラストチャンスを生かせた安堵感に満たされて帰港した。
コマセのキハダ船ではなかなか体験できない盛大な複数ヒット、目の前で海面を割ってボイルするキハダの姿、そして次々と取り込まれるキハダマグロの魚体の数々、最終的には事前情報に近い状況となった。
コマセのキハダ船が軌道に乗るまでまだ時間はかかりそうであるが、ライブベイト船はまだまだ白熱した状況が続きそうである。
<古谷健太/TSURINEWS・WEBライター>