夏に船釣りをやってみたいけど、早起きは苦手…。そんな方はゆっくりと出発できる「午後アジ船」と「夜メバル・カサゴ船」を利用してみてはいかがでしょうか?
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版編集部)
夏は「ゆったり出発」がオススメ
レジャーシーズン真っ盛りの夏。船釣りに行ってみたいけど、朝の早起きはちょっと苦手…。そんな方には午後出発の「ゆったり釣行」なんていかがでしょう?
遅めの起床で大丈夫なので寝坊のリスクも少なく、何より夏の夕涼みがてら釣りに行ける手軽さが魅力。
今回はご紹介する「午後出発のアジ船」&「夜メバル・カサゴ船」は、いずれもボウズ率が低いターゲットですので、これから釣りを始める方にもオススメですよ!
アジの午後船
ゆったり釣行ができるターゲットの1つ目が「アジ」。午後から出船する遊漁船も多く、早起きせずに釣りに行くことができます。関東在住の方ならば、LT(ライトタックル)で楽しめる手軽なアジ釣りがオススメ。便もたくさんあるため、近場でもぴったりの遊漁船が見つかると思います。
初心者はエサ釣り一択
アジを「ルアー(疑似餌)」で狙う釣り方もありますが、初心者の方には「コマセ」と呼ばれるエサを使用した釣り方がオススメです。エサ釣りであれば出船している遊漁船も多く、釣り方もエサをセットして海に入れるだけなので初心者でも簡単です。
夏は数釣りのチャンス
アジの船釣りでは、初心者でも群れに当たれば「数釣り」を楽しむことができます。特に夏シーズンは数釣りには絶好のチャンス。釣りデビュー戦でも、確実に1匹は釣りたい方にもオススメのターゲットです。
暑さ対策は万全に
アジの午後便はゆったり出発ができてお手軽ですが、夏の気温が高い時間帯の釣行となります。熱中症や日焼けなどの対策は欠かせません。特に重要なのが水分。当たり前ですが、出船すると飲料水は入手できません。クーラーボックスなどに多めの水分を入れて釣りに出かけましょう。
夜メバル・カサゴ船
また、夕涼みがてら夕方~夜出船でメバルやカサゴを狙うのもオススメ。
夜型の人にぴったり
夜メバル・カサゴ船の出船、帰港時間は船宿によって多少前後しますが、午後5時半~6時ごろに出船、9時~9時半ごろに帰港となる場合が多いです。内房側では木更津周辺、湾奥では深川周辺、神奈川県側では鶴見、横浜、金沢八景、久比里などから出船しています。
釣り方もシンプル
アジ同様、釣り方はメバル・カサゴ狙いでもエサをハリ付けした後、海に投入して待つだけ。これなら初心者でも簡単。一点、女性にはハードルが高いかもしれませんが…船によっては青イソメという虫エサを使用します。苦手な方は、「モエビ」という生きたエビを使用する船宿を選んでみてください。
夜便の注意点
夏とはいえ、夜の海上は意外と冷えるもの。夜風が気持ち良いのも魅力の一つではありますが、薄手のアウターが一枚あると良いでしょう。防水、撥水機能付きのものであれば、急な雨にも対応できるのでオススメです。
また、船の照明を灯して釣る遊漁船もありますが、中には完全消灯する船もあるため、事前確認は必須。消灯する船に乗る場合は、必ずヘッドライトなどの手元を照らせる灯りを持参するようにしましょう。
夏こそ船釣りデビューを!
夏の海は生命感にあふれ、色々な魚を狙うことができるため、釣りデビューには最高のシーズンです!今回ご紹介したアジ、メバル、カサゴを狙っていると、思わぬ「大物ゲスト」がヒットすることもあります。
また、遊漁船は船長さんが釣りポイントまで連れて行ってくれるので、実は釣り初心者にはもってこいの手段なのです。子供、女性、お年寄りまで、誰でも手軽に楽しむことができる夏の船釣りを満喫しちゃってください!
<田口/TSURINEWS編集部>