江戸前で人気のハゼ釣り。初心者やファミリーにも手軽なのはもちろん、シンプルなぶん、腕の差がでやすい。今回はハゼ釣りの基本について解説しよう。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 編集部)
つけエサ
エサは青イソメ。タラシが1~2cmになるようにハリ付けして投入。着底したらわずかに底を切って待つ。シグナルがきたら手首を返すようにアワせよう。モタレや、わずかな重みを感じ取って掛けられれば、さらに数を伸ばせる。
初心者や女性で「青イソメは苦手」という人はスーパーなどでボイルしたホタテを購入、小さくちぎってエサにするといい。
取り込んだ魚はひとまずバケツに入れるが、夏場は傷みやすいので早めにクーラーへ移そう。
ハゼの料理例
最後にハゼの料理例について。
魚をタマネギやみかんのネットに入れ、こすり付けるように洗うと簡単にウロコは剝がせる。きれいに取れて手軽。
小型は頭と内臓を取り、かき揚げや甘露煮、中型は南蛮漬け、大型は天ぷらや白焼きなどがお勧め。ホクホクした白身には旨味がいっぱい。「すべての魚のなかで一番美味しい」と言う人もいるほど。江戸前ブランドの食味を堪能しては。
暑い空の下でボートを漕いでいい汗かいたら、ビールと天ぷらやかき揚げで一杯。想像しただけでもノドが鳴る。
※写真は2019年以前の様子です。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>
江戸川放水路