6月といえば梅雨イサキ。沖釣り師に「梅雨といえば」と聞けば、即「イサキ!」と返ってくるほどの人気魚種である。釣りもちろん、この時期の食味はもう筆舌に尽くしがたいほどの美味。そんな梅雨イサキについて今回は解説してみたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
鮮度保持も確実に
釣ったイサキは前述の通り、トゲに気を付けてハリを外した後は個別イケスがあればその中にポイ。なければエラブタからナイフを入れてきっちり絞めてからクーラーに入れておく。イケスに入れた場合は沖上がり後に、港に戻る途中で1匹ずつ丁寧に絞めていく。
特にこれから気温が上がる季節。クーラーには多めの氷を準備しておきたい。イサキを入れたら少し海水を入れ、キンキンに冷えた海水氷を作ろう。こうしておけば鮮度保持はばっちりだ。
雨天曇天は格好の狙い目
うっとうしい季節には違いないが、雨天曇天は夜行性のイサキにはベストコンディション。天気予報でお日さまマーク以外を狙い撃てば、湿気も吹っ飛ぶ小気味いい魚信を堪能できることは間違いないだろう。
なお釣行の際は帽子やライフジャケットの着用はもちろんのこと、熱中症対策として飲み物は多めに持参し、塩分を含んだ簡易食品(アメやタブレットなど)も持っていくいいだろう。また新型コロナウイルス感染防止にも最大の配慮を。マスクの着用はもちろん、携帯型の消毒液を持参してこまめな除菌を心がけて釣りに臨みたい。
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>