高級食材や健康食材としてのイメージが強い「スッポン」。実は釣りのターゲットであることをご存じでしょうか。今回は意外と身近？なスッポン釣りについてご紹介します。
（アイキャッチ画像提供：野食ハンマープライス）
TSURINEWS編集部
2020年6月21日
釣った後の下処理
スッポンを釣った後の処理や調理方法をご紹介します。
泥抜きは必要？
泥抜きは釣れた場所の水質によっては必ずしも行う必要はありません。解体するときに丁寧に内臓を処理することにより臭みを回避することができます。泥抜きする場合は衣装ケースなどにスッポンが浸かるくらいの水を入れ、フンをするたびに水換えを行いながら3日間を目安に行ってください。
捌き方
初めてスッポンを捌く際には勇気が必要…。解体する工程も非常に多いです。首を切って血抜きを行い、肉、内臓等をそれぞれ解体していきます。最も気を付けるべきなのは胆のう（苦玉）と尿袋を潰さないこと。特に尿袋をつぶしてしまうと激臭がするので要注意です。
部位によっては臭みがあるため、上手く下処理をする必要があります。捌き方は以下の動画が分かりやすいのでご参考にしてみてください。
スッポンのレシピ例
スッポンは栄養価も高く滋養強壮にも効果がある食材です。やはり調理方法の王道は「スッポン鍋」。コラーゲンも豊富で出汁まで美味しくいただくことができます。
また、変わり種の調理法として「スッポンの焼肉」なんていかがでしょう。牛や豚などと比べると脂質がどの部位も少なく、上手く下処理をすれば臭いも気になりません。
スッポンの焼肉（提供：野食ハンマープライス）釣って良し、食べて良しのスッポン。意外と身近な河川に潜んでいるので、一度狙ってみてはいかがでしょうか。
＜田口／TSURINEWS編集部＞
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