緊急事態宣言も解除されたので、越境しないように5月30日、住んでいるのと同じ兵庫・南あわじのじゃのひれ筏釣りセンターへ後輩と2人で釣行した。エサ取りの活性が高かったがダンゴをしっかりとコントロールしてアタリは1日続き、終わってみればチヌ37.8cmを頭に16尾と満足の釣果となった。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・池淵重紀)
ワザと集魚力を低くする
ダンゴに変化をもたすようにし、オキアミの入っていないダンゴに仕上げた。徐々にエサ取りの間が空くようになり、さしエサが残るようになると、チヌアタリがあり再びヒット。サイズダウンしたが20cm前後のチヌが連発した。
しかし、チヌの活性が上がるとエサ取りの活性も上がり、チヌより先にエサ取りがさしエサを取る状況となった。ダンゴを硬く握り込み、間を作ったりしながら数を伸ばしていったが、潮がかわると急に活性も下がり、エサ取りもいなくなった。水温の低い潮が入り出したのだろう。
ダンゴ&広角で数を伸ばす
この頃から元のダンゴに戻して打ち返しのペースも戻した。ペースを戻して30分ぐらい経過すると、目の覚めるようなさしエサを奪い取っていくアタリが出た。半ば反射アワセ的にフッキング。上がってきたのはキビレだ。その後もダンゴ、広角でヒットし数を伸ばした。
大物ラインブレイクも
そんな中、フワフワしたアタリがあり、押さえ込んだ時にフッキング。はじめは軽く巻き上げる事ができたが、2巻きすると急に走りだし、全くラインが止まらず船底に擦れてあえなくラインブレイクだ。
後輩は、上手くエサ取りをかわせず苦労をしていた。ポイントをかわったりしながら探っていったが、なかなかチヌと出会えず。
そんな中、大きいオモリを付けて、私が投入するダンゴの煙幕の切れ目辺りを狙うようにアドバイスをして、練りエサで探ってみると、着底と同時に大きなアタリ。アワせて浮かせてきたのは、35cmのきれいなチヌだった。嬉しそうに「上手くいった」と喜んでいた。