100均アイテム『EVAシート』が便利 クッションや仕掛け巻きに活用

100均アイテム『EVAシート』が便利 クッションや仕掛け巻きに活用

クッション性の高い素材として知られ、100円ショップでも手軽に手にはいるのがEVAシートだ。実は、釣りにとても便利なアイテムであることをご存知だろうか。

(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

アバター画像 TSURINEWS編集部

その他 お役立ち

EVAシートを利用した仕掛け巻き

では最後に、EVAシートを利用した自作仕掛け巻きの作成法に入ろう。EVAシートを使用した仕掛け巻きの特徴は、加工がしやすく簡単に大きさを変えた仕掛け巻きができる事や、ソフトな素材なので仕掛けを巻いた時にラインに優しい点、そして、仕掛け巻き全面にEVAシートを貼る事で、ハリをどこにでも刺して固定できる点などだ。

用意する物

仕掛け巻き自作に必要なものは、EVAシート(今回は5mm厚を使用)、下敷き、瞬間接着剤、定規、カッティングボード、カッター。

100均アイテム『EVAシート』が便利 クッションや仕掛け巻きに活用仕掛け巻き作成用アイテム(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

EVAシートが柔らかな素材のため、芯となるやや硬めの素材を挟み込みたいので、今回は下敷きを使用したが、プラスチック板やアクリル板などでも代用はOKだ。

作り方

1.好みの大きさにカット

まずは下敷きを好みの大きさにカットする。今回は自分の持っているタックルケースにピッタリとハマるよう、縦11cm、幅6cmの仕掛け巻きを作成した。きっちりと測ってカットするのは下敷きのみでOK。

100均アイテム『EVAシート』が便利 クッションや仕掛け巻きに活用下敷きをカット(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

下敷きをカットする場合、最初から力を入れてカッターで切ろうとすると、カットしたい線からズレてしまう事がよくある。そこで、まずは軽く浅くカッターの刃先で筋を入れ、何度もその筋をなぞるように深くカットしていく。

2.EVAシートをカット

カットした下敷きをEVAシートの上に置き、下敷きの形にカットする。カッターでEVAシートをなぞるといとも簡単に切れてしまう。同じように作業して、EVAシートを2枚作り、同じ大きさの下敷きと合わせて3枚できればOK。

100均アイテム『EVAシート』が便利 クッションや仕掛け巻きに活用EVAに下敷きを重ねて同じ大きさにカット(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

3.EVAシートと下敷きを接着

下敷きの片面に接着剤を軽く塗り、EVAシートを貼り付ける。この時、接着剤を塗りすぎると押した時に接着剤がはみ出てしまうので注意。接着剤が少なく剥がれそうになった時には、その合間に接着剤を追加して補修もできるので、最初は少なめでOK。

100均アイテム『EVAシート』が便利 クッションや仕掛け巻きに活用下敷きとEVAを接着(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

4.反対の面にもEVAを接着

下敷きの反対面にも接着剤を塗って、EVAシートを貼り付ける。下敷きをEVAシートでサンドイッチにした形だ。固い下敷きが芯となって仕掛けを巻いた時に曲がってしまうのを防ぐ。

100均アイテム『EVAシート』が便利 クッションや仕掛け巻きに活用両面の貼り付け終了(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

5.上下のEVAに切れ目を入れる

100均アイテム『EVAシート』が便利 クッションや仕掛け巻きに活用糸がズレないよう切れ目を入れる(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

仕掛け巻きの上下に切れ目を入れて巻いた糸がズレないようにする、基本的にEVA素材の場合は柔らかいので、少しテンションをかけて糸を巻くと、糸がEVAに食い込んでズレる事は少ないが、念のためEVAシート部分に切れ目を入れる事で仕掛けをさらに固定しやすくする。仕掛けを巻くと、ハリがどの位置にきてもEVAシートに刺せるので固定しやすい。

100均アイテム『EVAシート』が便利 クッションや仕掛け巻きに活用どこにでもハリを固定できる(撮影:TSURINEWS関西編集部・松村)

以上がEVAシートを利用した釣りアイテムのカスタマイズだが、まだまだ素材の特長を利用した工夫ができそうなので、今後もいろいろと試してみたい。

<松村計吾/TSURINEWS関西編集部>