今年は水温の関係か休みなく釣れている明石のマダコですが、そろそろシーズン本番を迎える季節です。そんなわけで今回はマダコを使った「タコシュウマイ」のレシピを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・二杉あゆみ)
明石のマダコシーズン
マダコといえば明石と言われるほど有名なのが、明石ブランドです。明石海峡の速い潮の中で育ったタコは、その潮流に流されまいと足で地面にしがみつくため、筋肉質でうまみが凝縮されていると言われています。
今年は冬の間も水温が高かった関係か、釣れない時期がなかったようで、ずっと釣れ続けていたようですが、例年ならそろそろ大型狙いから小型の新子狙いに切りかわるシーズンに突入しています。
そこで、今回はそんな新子のタコを食べるのにぴったりの、「タコシュウマイ」の作り方を紹介していきます。
釣り場での下処理と持ち帰り方
基本的に釣りに集中したいので、釣り場では何もしません。釣れたら洗濯ネットに入れて、タコが脱走しないように注意だけしてください。釣りが終わったらクーラーに入れて、傷まないように持ち帰ります。
自宅での下処理
帰宅後はそのままジッパー付き保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍します。諸説ありますが、こうすることでタコの繊維が壊れ、身が軟らかくなると聞き、私は実践しています。
使う際は流水で解凍し、ワタを取ってから塩と片栗粉を擦り込み、ぬめりを取ります。肌がキュキュッとなるまで、しっかり揉み洗いしてください。
タコは沸騰寸前のお湯で3分ほど茹でて、冷ましてから小さくブツ切りにしておきます。
タコシュウマイの材料
では、材料を紹介します。
豚ミンチ 200g
玉ねぎ(大きめみじん切り)1/4個
冷凍コーン 適宜
大葉 2枚
茹でダコ 小型1匹分(小さめブツ切り)
木綿豆腐 小パック1/2(水を切ったもの)
焼売の皮 15~20枚
とき卵 1/2個
片栗粉 大さじ1〜2(水分量で加減)
タコシュウマイの調味料
ゴマ油 大さじ1
中華スープの素(練り状or粉末) 少々
醤油 大さじ1
オイスターソース 小さじ1
こしょう 少し多め
タコシュウマイの作成手順
続いて作り方です。
1.ボウルに調味料を全部入れ、割りほぐした卵と混ぜる
2.続いて豚ミンチを加え、よく練り混ぜる
3.大きめみじん切りにした玉ねぎ、豆腐、凍ったコーン、大きめみじんの大葉、タコの順に加え、さっくり混ぜる
4.皮に包む
5.シリコンシートを引いたフライパンや蒸し器で蒸す
6.皮が透明になり、赤い肉汁が出なくなったら火を止める
7.うちわで扇ぎツヤを出す
食べる際は、辛子醤油など好みの調味料でどうぞ。
<二杉あゆみ/TSURINEWS・WEBライター>