仲乗り修行のあと、舵を持つようになって18年。「ヒラメが看板です」と話すのは宮城亘理荒浜港の大海丸・山川大海船長(37歳)。
ヒラメに自信あり!
宮城の遊漁がカレイや根魚中心だったころ、先代がポイントを開拓。
亘理沖で釣れるとは誰も思いもしなかった。
「ヒラメが根に着く魚」ということすら知られていなかったという。
エサの確保も難しかった。
知り合いの漁師にカタクチイワシを分けてもらったと振り返る。
今のシーズンはクロメバル主体に出船。
良型鈴なりのイメージだが、釣れない日はある。
そんなときはマガレイへリレー。
「釣れない魚を狙っても仕方ないし、釣れすぎても飽きてしまう」と、ちょっとした船長の心配りが嬉しい。
さらに、同宿では海鮮処を併営。
ほっき飯や海鮮弁当、9月~、はらこ飯などを沖上がりに提供。
カニ汁やアラ汁はお替わり自由で大人気。
サーフィンが趣味という仕事もプライベートも〝海大好き〟な大海船長。
例年6月から、得意とするヒラメがスタート。
近くに高速インターができ、ますます近くなった。
素泊まりもOK。
大型が乱舞する様は必見だ。
<佐藤/TSURINEWS編>