キャッチ&イート派の釣り人の多くが持っている『出刃包丁』。魚を捌くことに特化した包丁で、釣り具と同様の使用頻度があるアイテムです。今回はこの『出刃包丁』の手入れについて解説します。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)
サビにくくする裏技を紹介
最後に、筆者がある刃物店で包丁を購入したときに、店主が教えてくれた意外と知られていない包丁を錆びにくくする裏技を紹介します。
包丁に残った水気をきちんと拭き取ったら、ふきんか新聞紙を用意して刃物専用の油か植物性の油を少量染みこませます。動物性の油や植物性でもごま油など香りが強いものはもちろんNGです。染みこませたふきんや新聞紙で刃の部分に油を満遍なく塗ってからなるべく湿気の少ない場所で保管します。
![『出刃包丁』の家庭での手入れ方法と研ぎ方 サビ防止の裏技も併せて紹介](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2020/04/bc7e9b6ca1886eced70fb0412ab3b7ba.jpg)
油を塗ることによって刃の表面に膜ができ、水分を弾いて錆の発生を防ぐという仕組みです。
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<杉本隼一/TSURINEWS・WEBライター>