3月中旬、シーバス狙いで多摩川河口に釣行した。未体験だったバチ抜けが突如発生し、良型シーバスをダブルでキャッチできた。
(アイキャッチ画像撮影:TSURINEWS編集部 平林)
同サイズのシーバスを追釣
少し場所を移して再開する。なにかを学習した筆者は、再びシンペンを沈め、1秒1回転でヒットを待つ。2投、3投とキャスティング。ここで、むしろルアーをリトリーブするスピードを上げてみる。するとまたもやヒットだ!
「状況を見極めて臨機応変に対応する」。当たり前のように思えるこのことを、改めて深く確認したのであった。
上がってきたのは型を揃えたような68cm同サイズ。先ほどの個体より細身に感じたが、沖目でヒットしたこともあり十分なファイトを楽しんだ。何度測っても70cmには届かなかったが、良型の連続ヒットで満足だ。
この後もう一度同パターンでバイトがあったが、惜しくも魚を手中におさめることはできなかった。結果は4ヒット2キャッチ。初バチ抜け体験としてはまずまずの結果といえるのではないだろうか。
今後の展望
この釣行の後、いそいそとバチ抜けルアーを購入し再び多摩川を訪れたのだが、その時はまったくバチは抜けなかった。
代わりにハクと呼ばれるボラの稚魚が岸際に群れているところを確認した。4月に入れば稚鮎パターンも始まるのだろう。未体験の攻め方が残されているのは喜ばしいことだ。楽しみつつチャレンジしていきたい。
<平林/TSURINEWS編集部>
多摩川河口